一般貨物自動車運送事業のことがわかる行政書士が少ない現実

私の知り合いの話で申し訳ないのですが、お金になる許認可だけ仕事を引き受けて、その後は「まったくわかりません!」と言わんばかりに適当にお仕事をされる行政書士がいました。(もちろん一生懸命仕事をしてくれる行政書士の先生はたくさんいます^^)

書類作成をしてくれるのはいいけれど、内容を確認すると、かなりずさんで、私の知り合いは「依頼したけど、内容があまりにもひどかったから、自分で作り直したよw」なんて笑って話していたくらいです。

けっこう運送会社のあるある話で、日常茶飯事です。
そのため、行政書士と運送会社がちょっとトラブルになったという話もよく耳にします。

だからこそ、運送会社は行政書士の先生とお付き合いするときには、適当に選ばずにきちんと選択する必要があるのです。

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1.行政書士だからといって運送業のことを知っているわけではない

行政書士の資格は難易度が高いのですが、役人が数年在籍すれば取得できるので、行政書士によって、その能力はピンからキリまであると言っていいでしょう。

さらに、行政書士は「運送業」のためだけにあるのではありません。

建設業であったり、風俗業であったり、さまざなな案件を取り扱わなければいけません。「行政書士の先生だから、たぶん分かるだろう…」というイメージで依頼するのはダメです。

・建築業を専門に頑張っている行政書士
・運送業を専門に頑張っている行政書士

飲食店、風俗業、美容…それぞれ得意分野があるわけなんですね。

けれど、行政書士も生活がかかっています。依頼されればOKを出すことがほとんどです。そのため、先ほどもお話しましたが、お金だけたくさん取られて、いい加減な仕事をされてしまい、トラブルになるケースもあるのです。

2.行政書士との付き合いは長いものになる

行政書士が作成する書類の多くは官公庁などに届出する「許可認可(許認可)」に関するものなので、許認可だけしか関わろうとしない行政書士の考え方は間違っていません。

ただ、運送会社にとって、ここで運送業に詳しい行政書士に出会うことができれば、運送業許可の申請をお願いするだけでなく、毎年の事業実績報告書・事業報告書、2年に1度の巡回指導や行政監査対策、変更があった場合の認可、Gマークの取得・手続きもスムーズに行えます。

そう考えると、許可だけの問題ではなく、長く付き合える行政書士を選ぶことは重要なんですね。

3.現実は運送業に詳しい行政書士は少ない

運輸業をはじめたいと考えたとき、行政書士の先生の選択を誤ると、許可申請などで何か間違いがあれば、許可が下りるまで時間がかなりかかってしまいます。これでは、仕事をはじめたくても始められません。

さらに、平成30年10月に法律が変わったのですが…

②に書いてあるように「新規参入後に巡回指導に入られて、評価が悪いところは行政監査」と書かれていますよね?

やはり、ここでも、帳票類の作成法等について、運輸業に詳しい行政書士の先生からアドバイスをいただかないとハッキリいって痛い目に合います。

おそらく、これからも新規参入の事業者に対しては、法令遵守しているかどうか厳しい目が向けられるでしょう^^;運送会社の立ち上げを検討している事業者は、序盤は特に法令遵守を意識したほうがいいです。

そのため、私は、運送業を理解し、運輸開始後の運送事務までサポートしていただける行政書士でなければ、お付き合いはできないと考えています。

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4.小規模の運送会社こそ一般貨物自動車運送事業に詳しい行政書士を狙え!

運送会社の99%は中小零細企業で、その大半は5両~10両前後が多いです。そのため、代表取締役社長と言っても、荷主の要望に合わせて運転しなければいけないことも多々あります。

事務員も雇うことが難しい現状だからこそ、一般貨物運送事業の知識のある行政書士とのお付き合いがあると、いざというとき頼れます。

私も知り合いが運送会社を立ち上げるときに行政書士を紹介しましたが、かなり喜ばれました。

いまは、行政処分の厳罰化や行政監査の実施、また従業員とのトラブルなど、経営者がリスクマネジメントしなければいけないことはたくさんあります。だからこそ、運送会社は、いざというときに頼れる一般貨物運送事業に詳しい行政書士を選ぶ必要があると感じています。

5.行政書士を選ぶコツ!

それでは、どのようにして行政書士を選べばいいのか、ここで行政書士の選び方のポイントについて紹介していきます。

まず簡単にまとめると次の6つは選ぶうえで重要です。

●実績・継続性
運送業と関わりがあるか、過去の実績も大事
●値段
適正な値段・実績があるか
●コミュニケーション能力
知り合いの運送会社には、知識もないのにまるで社長のような態度の行政書士もいました。上から目線の人はダメです。
●スピード感
知り合いの運送会社には、知識もないのにまるで社長のような態度の行政書士もいました。上から目線の人はダメです。
●長期的にお付き合いできる
許可だけで「終わり」のタイプ
●付加価値がある
単に業務をこなすだけでなく、付加価値があるかどうか

まとめ!

運送業に詳しい行政書士でなければ、トラブルの元になってしまいます。だからこそ、運送業に特化した行政書士をきちんと選ぶことが大切なのですね。

【運輸業専門の行政書士・一覧】
>九州地区(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄)



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