中型免許取得のために免許合宿に通った私の体験談

18歳の誕生日が来れば自動車学校で車の免許を取得することが出来ますよね?
なので、高校在学、または大学在学中に多くの人が教習所に通い始めていると思います。ただ、そこで大抵話題になるのが「教習所通い」か「免許合宿」、どちらを選択するか?ですよね。
18歳で普通免許を習得したのですが、 トラック運送会社で働こうとしたところ、乗れるトラックには制限があり、いまの「普通免許」ではなく「中型免許」が必要ということがわかりました。
私は、どうしてもトラック運送会社に就職したかったので、中型免許を「免許合宿」で習得。いまの仕事に活かしています。
この経験をもとに、今回は「中型免許取得のために免許合宿に通った私の体験談」を紹介していきたいと思います。
1.短時間に習得できる
「免許合宿」は、”合宿”と言う名の通り”宿泊”しながら、免許に必要な講習や実習がみっちり入っています。
そのため、短期間に習得したいのであれば「免許合宿」を選べば間違いありません。
私の場合、中型免許を取得できる教習所は限られていたので選択肢はあまりなかったのですが、幸いなことに会社を退職した後だったので、どのスケジュールでも対応できる時間的余裕がありました。
そのため、限られた選択肢だとしても、混雑状況や口コミを見ながら、選べた方だと思います。
安心して教習が受けられた
教習所の合宿プランによって費用の高低はあると思います。
私が習得した中型免許は、現在、所持している免許によって変わってくると思いますが、普通免許からの取得になると20万前後の費用になります。
私は安さ重視で契約しましたので、平均よりも安かったです。
「合宿免許」 は、取得スピードだけ取り上げられがちですが、じつは、隠れたメリットがあります。
とくに注目して欲しいのは 「補習料金」ですね。
「通学免許」 の場合、課題をクリアできなかった場合、補習料金はその都度払うことがほとんどです。(たまに補習料金を一切取らないプランもありますが割高プランだったりします。)
けれど 「合宿免許」 であれば無料のことが多いです。
腕に自信がある人は補習のことは気にしなくてもOK
腕に自信が有れば 、補習のことは気にしなくてもいいかもしれません。
ですが、卒業試験に万が一落ちてしまった場合、再試験料+1時間の補習料金(試験料(1万)+補習料金(5千)=合計1万5千円)がかかってしまいます。
けれど「合宿免許」の場合、「通学免許」 よりも手厚い補償があるため、追加料金の事を心配せず教習に望めるのも嬉しいですよね。
2.新築のマンションで快適生活
「合宿免許」 で私が利用したのは、マンションタイプの2LDK。非常にきれいな部屋で、個室の寝室もあり、ふかふかのベットがあったので非常に快適な毎日を過せました。
私は個人的に環境が変わると寝れないタイプなのですが、隅々までお掃除された部屋にバストイレ別、浴室暖房や室内洗濯機、電子レンジにテレビが完備されており、ここに住みたいくらいでしたね(笑)
スタッフに聞いてみたところ、どうやら私が利用していたマンションは新築だったようなので、非常に運が良かったようです。
宿泊先にはこだわった方がいい
いろんなサイトを見て決めましたが、「合宿免許」の宿泊施設のクオリティーは様々でした。
合宿は免許無しから通うと3週間くらいは監禁されます。
5日の私でもやはり終わったらすごく疲れを感じましたので、宿泊施設のクオリティーはしっかり確認したほうがいいと思います。
ちなみに異性とは建物自体が別で、もし異性を入れたら退校処分としつこく言われました。
そんな気はなかったですが「若い子は守れるのかな?」と考えてしまった私は、自分の心に既におじさんがいることに人生で初めて気づきました。
部屋については、本当に快適に過ごせた5日でとても満足しています。
3.安い契約だと安い飯
次に食事のお話になります。
朝昼は出たのですが…
私が通っていた教習所は、本当にクオリティーは低かったです(笑)
安さ重視で選んだので期待はしていませんでしたが、それにしても期待以下でした。
※ほとんどの教習所は、口コミを見る限り、食事は充実しているようです(笑)
朝はコンビニのおにぎりとコンビニのパンがそれぞれ一つついてきました。日本人なら誰しも知ってるコンビニのものですので味は美味しいです。
昼は仕出し弁当が一つ用意されます。
「比較的安い仕出し弁当屋さんかな?」という感想です。
私が通っていた教習所では、夜は各自用意になりますので私は毎日コンビニ弁当でした。部屋にキッチンもあるのですが、フライパンや調理器具はないかったですね。
プランの安さの理由は、食事のコストを抑えていたからかもしれません。
教習所には、三食美味しい料理が付くプランもありましたので何を重視するかで決めればいいと思います。
4.恐れる必要なし
学習内容ですが、私は普通免許を持っておりましたので「必要教習(学科+技能)時間は16時間に免除」されていました。
中型車と言っても、4t車程度。
「普通免許」で運転できていた時代もあるくらいです。
結論から申しますと教習自体は特に難しくありませんでした。
基本的なマニュアル操作に車線変更時のウインカー、目視、スピード、安全運転ができるかどうかというレベルです。
トラックのバック駐車もやりましたが、どんなに車体が大きくとも、そのサイズに合うように入れるだけなので”慣れ”としか言いようがありません。
試験も校内を回るだけなので、公道には出ません。
普段、毎日運転している方はまったく問題ない内容と思います。
5.空き時間の過ごし方に戸惑う
意外にも私が苦労したのは”空き時間”でした。
教習は毎日2時間と決められており、私は16時間の講習を必要としましたので1日2時間の技能講習ということになります。
これだけ聞くと楽に感じるかもしれませんが、ここに落とし穴がありました。
朝一の講習は9時からなのですが「9時に予定が入ってるなら、2時間続けて行えるだろう。早々に終わらしてマンションで寝るか」なんて考えていました。
甘かったですね。
9時の講習が終わると、次の講習は「え…次は15時から?」
そうなんです。
中途半端に予定が飛んでいてマンションまで帰るにしては短いし待つのもしんどい。
教習予定は学校側から決められていますのでそれに従うしかありません。私は逆にメリハリがなく本当に待つ時間が長く感じました。
「合宿免許」すべて同じようなスケジュールで組まれていました泣
空いた時間に知らない土地巡り
空いた時間は最寄りの駅前、近くの川、定食屋など、その地域を感じれるように地図も見ずに歩き回りました。
個人的に私は旅行など知らない土地に行くときは、当日楽しいのも勿論ですが何年たってもそこに行ったことを鮮明に思い出したいと感じます。
- 知らない駅、
- 汚い川、
- 美味しくない定食屋、
今でも当時を思い出せて有意義な時間をを過せました。
夜はコロナ禍なので居酒屋には行けず、そこは残念でしたが(笑)
6.国際交流もありました
教習所はいろんな方がいらっしゃいます。
私と入校案内を初日に受けた方が3人いたのですが、全員アジアの違う国出身の方でした。私を含め4ヶ国の人間が集まっていたことになります。
正直あまりしゃべる機会は少なかったのですが、「どうして、今、日本にいるのか?」など片言ではありますが、少しお話したりしました。
異国にきて免許を取って仕事をするというのは尊敬といいますか、私には出来ない凄いことだと感じました。
社会人の方も多く、皆、自分を持っているので交流はあまりなかったですが、そういった方の教習の受ける姿勢などは真剣で、見ている自分も「頑張らないと!」と思わせてもらえる存在だったと思います。
「合宿免許」を選択したのは私にとって正解であり有意義で多くのものを感じれたと思ってます。
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