新たにできた過労死防止法って何?

バスでもトラックでも、最近、何かと話題にのぼる「過労死問題」。そのような中「過労死防止法」ができたと聞きました。

 

「そもそも「過労死防止法」とは、どのようなもので、何か事業者として、義務付けられたものってあるの?」…このような疑問を持った人もいるのではないでしょうか?

そこで、トラック運送業者から見て、どのような影響があるのか見ていきましょう。

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事業者に対する労働時間の直接的な規制等はない!

監査方針の改正や運行管理者の一般講習、その他研修会等に参加でも感じるのですが、過労の問題は年々厳しくなっていると思います。

 

ちなみに、厚生労働省のデータによれば…

平成25年度

過労が原因の脳・心臓疾患の労働災害認定請求数…784件(うち306件認定)

過労死認定…133人

このような結果が残っています。

 

業種別にみたとき、

「道路貨物運送業」の過労による脳・心臓疾患は…

労災請求…124件

労災認定…94件

労災請求・労災認定の件数がいずれもトップという不名誉な数字になってます。

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過労死防止法とはどのようなもの?

肝心なことを忘れていました笑
過労死防止法とは何かー?

 

基本的には「過労死等の防止策は国の責務である」と明記されたことがポイントです。

 

ちなみに、ココでいう「過労死等」については「業務における過重な負荷による脳血管疾患・心臓疾患による死亡や強い心理的負荷による精神障害による自殺」と定義されています。

 

「過労死防止法」で…

  • 地方公共団体
  • 事業主
  • その他

など関係する人の相互の密接な連携によって過労死等防止策を行いましょうという基本理念を打ち出したというわけ。さらには、「国もがんばって取り組もうよ!」って内容が入ってます。

 

つまり、「過労死防止法」で、直接的に労働時間の上限に変動があるのかと言われれば「何もありません!」ということになります。

今後、トラック業界の労働時間はどうなる?

ただ、国際的にも「Karousi」という言葉がそのまま通用するくらい、日本の長時間にわたる労働時間による死去が国連でも話題になり、国も注目し始めたということですよね。つまり、今後、拘束時間や労働時間がこのままで維持されるかといわれれば、規制される可能性も充分あるというわけ。

 

たしかに、いまの乗務員の過労は過酷なものがある。
だから、誰しもが何とかしたいという気持ちは一致していると思う。

 

長時間の運転が過労問題のすべて…といえば、そうではないです。

 

荷主が荷物を運搬させるだけでなく、過酷な作業等のサービスの提供を無償で要求することがよくあるけれど、あれはぜったいに間違っていると思う。その作業が運転者の負担をものすごく上げていると思うよ?

 

ドライバーへの充分な賃金が渡せる運賃。
休憩できる場所の確保なども国として考えたほうがいいんじゃないかな?

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