新型コロナウイルス感染拡大を防止している時期に健康診断を受診させても大丈夫?

新型コロナウィルス感染拡大を防止するため、運送会社でも対応を迫られていますが、そのうちのひとつ”健康診断の受診”をどうすべきか―迷っているのではないでしょうか?
そこで、新型コロナウイルス感染拡大防止の昨今、健康診断の受診させなければいけないのか―について紹介していきたいと思います。
1.厚生労働省HP「コロナウイルスQ&A」のページに行く方法

健康診断を受診しなければいけない従業員がいるとき、どのような対応をしなければいいのかについては、厚生労働省のHPに書かれています。
ただし、いきなり厚生労働省HPのトップページに行ったところで、どこに書かれているのかわからないので、検索で新型コロナウイルスに関するページに直接いけるようにしましょう。
「厚生労働省 健康診断 コロナ」
で検索。
すると、検索結果の1ページ目に「新型コロナウイルスに関するQ&A(企業の方向け)」の1番目に表示されるはずです。
それをクリックしましょう。
念のため、直リンクも貼っておきます。
2.Q&Aのどこに健康診断のことが書かれている?

クリックすると新型コロナウイルスに関するQ&Aがたくさん紹介されています。
ただし、いま企業から厚生労働省にさまざまな質問があるのか、そのQ&Aの量はかなり多いです。この中から健康診断について書れてある質疑を探し出すのは大変そうです。
じっさいに私も初めて来たとき、どこに書かれているのか探し出すのが大変でした汗

じつは「6安全衛生」の問2に健康診断のことが書かれています。
質問は「新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、労働衛生法に基づく、健康診断の実施を延期するといった対応は可能でしょうか?」といった内容です。
3.健康診断の受診は5月末まで延期してもOK

↑のイラストの赤線の部分を見てみましょう。
「健康診断の実施時期を令和2年5月末までの間、延期することとして差し支えありません。」
このように書かれています。
じっさいに、私の地域でも健康診断を受診しようとしたら「いま受付することができません。」とお断りされました。
なお、労働基準監督署に電話したところ、いまはまだ令和2年5月末までと設定しているけれど、今後の状況によっては期間が延びる可能性もあるとのことでした。
それはそうですよね。
いまだに猛威を振るっているコロナウイルスのことを考えれば、期間が延びることも想定されます。
4.行政監査の対象外
従業員も健康診断を受診することが怖いのか、労働基準監督署などに問い合わせなどがたくさん来ている状況のようです。
掲載されているページがどこか、わかりにくいとは思いますが、厚生労働省のQ&Aには、きちんと健康診断の受診を延期しても問題ないことが書かれています。
もちろん、厚生労働省がストップしているのに、運輸支局が行政監査に来たとしても処分が下されることはありません。そもそも行政監査もこのコロナウイルスであまり活動できないと思いますし…^^;
今は大変なときですが、みなさんで一丸となって頑張りましょう。
Sponsored link
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。