「複写式申請書」と「申請書作成システム」どちらがお得?

Gマークを申請しようとしたら、まずは申請書を作成しなければいけないのですが、その作成方法は2通りあります。

ひとつは紙媒体の「複写式申請書」
もうひとつは、インターネット上で作成する「申請書作成システム」

簡単にいえばアナログとデジタルですよね。
ですが、それだけではありません。

「複写式申請書」と「申請書作成システム」での申請書作成に伴う差について紹介していきます。

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1.大きな違いは価格

「複写式申請書」は手書きで作成し、「申請書作成システム」はインターネット上で作成するだけの違い…と思ったら大間違いです。

なんと、申請するときの価格も異ります。

「複写式申請書」は、1,000円
「申請書作成システム」は、無料なんです。

たった1,000円。されど1,000円です。
しかも、「複写式申請書」にかかる1,000円の支払い方法が非常に面倒くさいんです。

2.「複写式申請書」を選択したときの支払い方法とは?

Gマークの書類を提出するときに1,000円渡して済むのであれば、まだ「複写式申請書でもいいかな。」と考える人も多いかと思います。けれど、必要書類をそろえてGマーク申請書類を提出しようとしたとき、そのトラック協会の窓口で支払えばいいと思っていたら…残念ながら、受け取ってくれません。

支払いは、事前に郵便局を通じて全ト協に1000円を振り込まなければいけないからなんです。

ここで正しい手順を紹介します。

  • 事前に郵便局に出向く。
  • 備付けの「払込取扱票」に振り込み先を記入する。
  • 1,000円を振り込む。
  • 振替払込請求書兼受領証(ATMの場合は「ご利用明細票」)を受け取る
  • 事務所に戻ってコピーする(A4)
  • 申請書に添付する。

1,000円支払うだけでもこれだけの作業と時間を消費しなければいけないのですね。

ただ、1,000円費用がかかるというだけでなく、これだけの労力がかかることを考えると、いまは「複写式申請書」を選択する事業所が少なくなったという話を聞きましたが、わかるような気がします。

3.「複写式申請書」をもらいにトラック協会まで出向かなければいけない

紙媒体の「複写式申請書」はトラック協会に置いてあります。

そのため「複写式申請書」を選択した場合、まずはこの申請書を手に入れるためにわざわざトラック協会に出向かなければいけません。

トラック協会の役員などしていて協会に何度も足を運ぶのであれば、会議などのついでに手に入れればいいかもしれませんが、わざわざ取りに行くのも面倒くさいですよね。仕事が忙しく時間がない人は「複写式申請書」は向きません。

※トラック協会によっては郵送で送付してくれるところもあります。

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4.「複写式申請書」は、記入間違いを起こしやすい

「複写式申請書」は、手書きで支局に登録した事業者名・事業所名・住所・車両数等を書かなければいけません。

とうぜん、書き間違いが起きやすいんです。

しかも、複写式なので、複数枚セットになっているのですが、ふつうに見て【すべての用紙に印鑑を押さなければいけない】と気が付くのは難しいです。表紙だけ押して終了と思ってしまいがちです。

だから、トラック協会の窓口に行って「印鑑が押されていません。」と指摘されて事務所に戻らなくてはいけない運送会社がすごく多いんですね^^;

その点、「申請書作成システム」だと、新規申請の場合、事業者番号(支局が管理している番号)をはじめに入力すれば、あとは自動的に住所等が出るので、記入間違いも起こしにくいのは大きなメリットだと思います。

※事業者番号(12桁)はたいていの事業者は知りません。はじめての申請の方は、トラック協会に聞いてから入力していきましょう。

5.何度も間違えることができない

「複写式申請書」を手書きで記入していると何度か書き間違えを起こしてしまいます。

捨て印を押すところがあるので、間違ったところは2重線を引いて訂正すればいいだけの話なのですが、何度も間違えるとそれも申し訳なく、あらためて「複写式申請書」を取りにいくはめになります。ときに破れたりしてしまうと最悪です。

ところが「申請書作成システム」だと、破れたり、訂正箇所が見つかっても、インターネット上で訂正して、またプリントアウトするだけで済みます。

6.字が汚いと恥ずかしい

個人的な意見です苦笑

昔のGマーク申請は「申請書作成システム」なんてものはなく「複写式申請書」だけでした。そのとき、「複写式申請書」に直接記入していたのですが、字に自信がない私は、書いていて恥ずかしいこと、恥ずかしいこと。

いまの「申請書作成システム」が出来て、感謝・感謝です笑

まとめ!

会社によっては、パソコンがない。セキュリティが厳しく「申請書作成システム」を利用することができないというところもあるでしょう。

ですが、それ以外の運送会社は「複写式申請書」よりも「申請書作成システム」を選択したほうが、ぜったいにお得です。

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