荷主勧告制度まで活用しなくても…荷主の無理な運送強要を訴えたいときどうする?

荷主の立場を利用して、運送会社に無理な運送を強要していたら「荷主勧告制度」に基づき、荷主に対して、二度と運送会社に無理な輸送を依頼しないように、国が勧告を行う制度ですよね。

ですが、荷主勧告制度という立派な制度はあるものの、じっさいに発動されたケースはほとんどなく、結局は運送会社の泣き寝入りになることがほとんどです。

もしも、国の立ち入りが行われた場合、たとえ、訴えた側の情報が洩れなかったとしても、ある程度、特定されてしまうと、今後の仕事に差し支えが生じる。最悪の場合、会社が潰れることにもつながります。

では、ただ、泣き寝入りだけで終わっていいのでしょうか?本日は、①直接訴える、②荷主勧告制度を利用する。以外の第3の選択について紹介していきます。

Sponsored link

1.荷主勧告制度とは?

荷主勧告制度について、念のため、説明しておきます。知っている人は飛ばしてください。

事業法でトラック運送会社に対し、過積載運行や改善基準告示違反などの違反行為等を強要した場合、国が「二度とこのようなことをしないように!」と勧告する制度です。

もしも、勧告されると、荷主名とどのようなことをしたのか公表される仕組みになっています。

以前は、運送会社が行政監査を受けたときに発動するシステムだったのですが、関係機関からの情報等をもとに荷主に働きかけを行う「協力要請」などもあります。

また、直接、荷主から指示があったことが認められなくても、関与があると認められた場合は「警告」を発し、3年以内に同様のことをすれば「荷主勧告」に発展することもあります。

ただし、これだけみると、運送会社にとっては、訴えたリスクの方が高く、行政監査等、国が調査したとき、素直に荷主から強要されていることを口にする運送会社はほとんどいないのが現状です。

2.第3の道!匿名で国に運送会社の現状を訴える

では、ただ立場の弱い運送会社は、このままの状況で泣き寝入りすることが正しいことなのでしょうか?

はっきりいって、トラック協会などに訴えても、トラック協会は地方の一組織に過ぎないため、国は聞く耳を持ちません。全ト協経由に働きかけても、その他、訴えの方が優先され、いち運送会社の現状は届かないのです。

では、どうすればいいのか?

じつは、国に匿名希望で現状を訴える窓口があるんです。この窓口は、運送会社の現状を知るための窓口で、今後の施策に活用されるための意見収集の場です。

なので、荷主勧告制度と比べ、リスクもほとんどなく、国に訴えて、今後の法律の参考にしてもらうためのデータを送付することになります。

3.まずはトラック運送業界について知ってもらうことが大事

「すぐにでも改善して欲しいのに、現状を知ってもらうだけでは意味がない」という人もいるでしょう。

ですが、国はさまざまな業界を対応しなければいけません。

その中で、トラック運送業界がいかに厳しい立場に追い詰められているのか、まずは知ってもらわなければ、今後、何も変えることはできないのです。

だからこそ、まずは、私たちのことを知ってもらう。
これがすごく大事だと思います。

みんなの意見で、国を動かしましょう!

4.輸送・荷待ち・荷役などについての意見の募集窓口はどこ?

それでは、じっさいに意見を募集しているホームページはどこなのかについて紹介していきます。

まずは、↓のホームページに行きましょう。

>国土交通省のホームページ

すると↓のように「意見募集の窓口」に行くことができます。そこで「お持ちの情報はこちらに投稿ください」を選択しましょう。

クリックすると投稿画面が出ますので、あとは現状に対する意見を国にぶつければ終わりです。

トラック運送会社の小さな意見もみんなが訴えれば大きな意見に変わります。誰かがしてくれるのではなくて、自分もその一員になりましょう!

信頼できる退職代行サービス・おすす め3選 【脱ブラック会社】

トラック運転 手なら知っておきたい転職サイト3選

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ピックアップ記事

  1. 39歳以下のトラック運転手なら欲しい!年齢限定のおすすめクレジットカードとは?

おすすめ記事

  1. 運送会社の事務を担当している人「毎年、事業実績報告書を国に届出しなければいけないが、どのように作成…
  2. 有限会社とか株式会社などの法人であって、役員(代表取締役、取締役、監査役)または代表社員(合資会社)…
  3. トラックの連続運転の時間はどのくらい? その後、休憩はどのくらい取ればいいの? このような…
  4. 一般貨物運送事業者には、2年に1回くらいのペースでトラック協会職員(適性化事業実施機関の指導員)が巡…

お知らせ

登録されているお知らせはございません。

ページ上部へ戻る
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.