一般貨物自動車運送事業の許可証をあなたはまだ大切に保管していますか?
いちど一般貨物自動車運送事業の許可を得れば、許可証なんて必要ないと油断していたら、とんでもない。荷主や銀行などから提出を求められる…ということもあります。
そこで、今回は、一般貨物自動車運送事業の許可証を紛失したときの対応方法について解説していきますね。
1.許可証は再発行できない
仕事をするうえで、運送会社としては許可証が必要なのに、国は許可証を改めて発行してくれません。「え?そんな馬鹿な!それでは仕事をすることができない」と焦るかもしれませんが大丈夫!
国は許可証こそ発行してくれませんが、「あなたの会社は一般貨物自動車運送事業の許可証を持っています。」と国がお墨付きを与える”証明証”は発行してくれます。
…なので、紛失した運送会社が行うことはただひとつ。
国から証明書を発行手続きをすることです。
2.様式のダウンロード先
さて、一般貨物自動車運送事業の許可証はどこでダウンロードすればいいのでしょうか?
じつは、インターネット上には、証明願を公開しているサイトは非常に少ないです。公開されていても、PDF版で公開されているところばかり。
そこで調査した結果、「九州運輸局」(URL:トラック運送事業関係公示等 )で公開されていました。
様式の公開先は?
リンク先に行くと、国土交通省 九州運輸局の「トラック運送事業関係公示等」のページに飛びます。
このページの下へ進むと「トラック事業関係申請等」の項目があります。
この項目の20番を見ると…ありました。PDFとword版。
word版なら、九州運輸局のところを書き換えればそのまま他の地区でも使えます^^
記入例もしっかり記載されているので、自社ですぐ作成できることでしょう。
なお、「許可年月日と許可番号を書きたくてもわからない…。」という人もいるかと思いますが、わからなくても大丈夫!運輸支局の輸送部門に聞けば、すぐに判明しますよ。
まとめ
許可証の証明願の届出は様式さえ手に入れることができれば、あとは記入例に添って書くだけなので、とても簡単です。