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他業種からトラック運送業界に転職!転職する前の不安と働いてからの感想

こんにちは!
現在、現役トラック運転手のミツバといいます。

私が他の業界から転職したとき、このような不安や疑問を感じていました。

当時の私は普通自動車免許しかもっておらず、まったくの未経験から運送業に転職したので、その実体験をもとに運送業とはどういうものか書いていきたいと思います。

1.未経験で運送業の就職は可能なのか?

結論から言えば、未経験でもトラック運送会社に就職することは可能です。

私も全くの未経験だったのですが、トラック運送会社に就職することができました。…というのも、運送会社のほとんどが慢性的な人手不足だからです。

その影響なのか運送会社に入社すると、50代以上の運転手が多かったですね。

厚生労働省の賃金構造基本統計調査でも、平均年齢は大型トラックで48.6歳、中小型トラックで45.9歳と、全産業平均(42.9歳)よりも高齢化が進んでいることが分かります。

実際に、まわりのトラック運転手から「20代で(この業界に)就職するなんて珍しいね」とよく言われました。

そのため、未経験だろうとも今後の成長を期待して採用される割合は多いと思います。

2.転職するときに感じた不安

人手不足でトラック運送会社に就職しやすいと言っても、不安はたくさんあります。

たとえば…

本当にたくさんありますよね。

キリがないので、あえて3つに絞りましたが、知らない世界に知識も経験もない状態で飛び込むのは本当に怖いものです。

けれど、勇気を出して一歩踏み出せば意外となんとかなるものです。

私は免許取った後の研修期間でも一般道路でめちゃくちゃエンストばかりしていましたが、毎日、乗っていくうちに感覚をつかめるようになりました。

それまでは、坂道発進ができずに後退し、クラクション鳴らされまくったり、信号が変わって発信する際、うまくクラッチ操作ができず、何回もエンストしてしまい、渋滞をつくてしまったこともあります。

そのときは、本当に冷や汗が止まりませんでした。

でも、最終的にトラック運転手として続けることができたので、きっと、これから運転手になろうとする人も大丈夫だと思います(笑)

些細なことでも聞くことで上達できる!

車幅感覚は、自分で車内に目印を作っておくと運転しやすいです。左に寄せたときの限界がわかれば、通れる道・通れない道の判断が容易にできるようになります。

基本的には初めていく場所は先輩に聞いてみましょう。

たとえば、仕事先の荷物を積む場所、降ろす場所に関して、

など教えてくれるので、積極的に話しかけると良いです。

私は、特に…

この二点は必ず聞くようにしていました。

「心配なことは些細なことでも聞く。」

これができれば、未経験で就職しようとも何も心配いりません。一般的なコミュニケーションが取れれば、先輩方は答えてくれます。

3.運送業の年収は?

私もずっとそんなイメージをもっていました。

実際に働いてみて感じたことは、運送会社次第で十分に稼ぐことはできます。

ただ、トラックのサイズや会社が主として扱っている仕事の内容によって年収は変わってきます。

大型トラックの長距離輸送が稼げる

運送業の年収は基本的に

大型トラック > 中型トラック > 小型トラック

の順で高くなります。

またそこからどんな荷物を運ぶのか、どこまで運ぶのか、フォークリフトやクレーンで下ろすのか、手で下ろすのか手で摘むのか…いろんな要因がからんで収入が変わってきます。

遠くの県外に納品しいった先で荷物を積んで帰ってくる長距離運行もあれば、会社がある県またはその隣の県周辺で配達する近・中距離運行、これによっても収入の面は変わります。

希望する運送会社がどのような荷物を扱って、どんな運行体制をとっているか把握しておくと良いです。

一般的なサラリーマンよりも収入の高い職種

私がいた会社は、主に建築資材やコンクリート、木材の運搬をしていました。

建築現場で使う資材関係ですね。

私は大型車で長距離にいったときは、平均月収45万円。
地場だけの場合、平均32万円を稼いでいました。

全日本トラック協会の統計調査によると、ドライバーの平均年収は(賞与を含めて)約400〜500万円だそうです。(一般のドライバーは444万、特積のドライバーは464万)

国税局の情報では日本の平均年収は440万円程度となっています。

なので、トラックドライバーは一般的なサラリーマンよりも収入の高い職種と言えるでしょう。

大型トラックの仕事は、他のトラックの仕事よりも歩合給の比率が高いため、頑張り次第で稼げる仕事と言えます。

4.運送業はブラックなのか?

トラック運送会社に就職することを言ったとき、周囲の人から「絶対入るべきではない」と言われることが多かったです。

けれど、実際に働いてみて感じたことは、

【すべての運送会社が一概にブラック企業というわけではないが、ブラックだなと感じることもある。】

ですね。

もちろん何を基準にブラックというのか分かれるとは思いますが、やはり「労働時間が長い」です。

荷待ち時間で労働時間が長くなるが自由に過ごせた

「労働時間が長い」原因としては、荷物を積むとき、降ろすときの待ち時間が関係します。

物流拠点などにはトラックが集まるのでどうしても待ち時間が発生してしまい、小型のトラックなら早く順番が回ってくるのですが、大型ともなると積み込みの量が多いので3〜4時間待ちは当たり前です。

ちなみに私は物流拠点で半日以上待たされたことがありました。

でも、すべてが苦というわけではなく、その待ち時間は、携帯で漫画よんだり動画を見たり、ナビでテレビ見たりできるなど、好きなことができました。

連絡手段さえ確保しておけば、自由に過ごすことができたのは良かったですね。

交通渋滞に巻き込まれるのは辛い

交通渋滞に巻き込まれて帰りが遅くなったりすることもあります。

とくに積み込みが遅くなったことで帰宅ラッシュの時間に帰るハメになることはよくありました。

だからといって、大型トラックを運転している以上、近道である細道を選択することもできず、大きい幹線道路を行かなければならないので渋滞にはよくひっかかっていました。

こればかりは仕方ないことなので「焦らず事故のないようにすることが大事だ!」と自分に言い聞かせていました。

疲れて、帰り道にすごく眠くなることもあると思いますが、早く帰りたいときでも眠くなってきたら、必ず休憩は取るべきです。

居眠り運転で事故を起こしてしまうより、安全に帰ることが一番早い方法だと思いますので。

まとめ

まとめると以上になります。

運送会社は長い間運転するのでなかなか神経が疲れることでしょう。そこに積み込みや降ろす作業が加わるので体力的にも精神的にも疲れることが多いです。

疲れているときこそ安全運転を意識して事故のないようにすることが大切です。

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