効果が得られるエコドライブのやり方とは?

「100年に1度」規模の災害が何度も起きていますよね。
まさに異常事態なのですが、原因のひとつと言われているのが「Co2」です。

残念ながら、トラック運送業界も大量の化石燃料を使用しているので、結果的に、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(Co2)を多く輩出しています。

そのため、燃料の使用量を少しでも減らして、社会貢献できればいいのですが運送会社も仕事をしています。やはり、ビジネスとしてメリットがなければ、躊躇してしまうのは当然です。

ですが、このエコドライブ。
環境に優しいだけでありません。運送会社の経営にも優しい内容になっています。

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1.エコドライブのメリットとは?

それでは、エコドライブをすることで得られるメリットとはどのようなものでしょうか?

簡単にまとめると次のとおりになります。

①環境保全の寄与
Co2や排出ガス削減をすることで「環境保全の寄与」に貢献することができる

②交通事故の削減
ゆとりある運転によって「交通事故の削減」が期待できる。

③運行費の節約
燃料費やタイヤの交換など「運行費の節約」に繋がる。

④修繕費の節約
エンジン、ブレーキの摩耗を抑えることによる「修繕費の節約」に繋がる。

とくに③・④は、価格が高騰しているので、頭を悩ませている運送会社も多いですよね。けれど、エコドライブを取り組むことで負担を和らげることがでるのです。

2.エコドライブの実践ポイント

エコトライブを実践するのであれば、全ト協のマニュアル「エコドライブ推進手帳」などがオススメです。

全ト協が配布しているマニュアルは、インターネット上から無料でダウンロードできるいうこともありますが、イラスト入りなので乗務員にも好評です。そのため、活用している運送会社が多いですよね。

ちなみにエコドライブを実践するうえで意識したいのが…

・不用意なアイドリングや空ぶかしは止める
・緩やかな発進と加速

・早めのシフトアップ
・低速走行

の4つになります。

2-1.不用意なアイドリングや空ぶかしは止める

「不用意なアイドリング」を減らすだけで燃費はグッと向上します。ちなみに、アイドリングの燃料消費量は、1時間あたりエンジンの排気量の1/10リットル。1回あたりは少ないと感じるかもしれませんが、積み重なれば大きな数字になってくるのは間違いないですね。

2-1.緩やかな発進と加速

まず、意識したいのが「緩やかな発進と加速」です。

2-2.早めのシフトアップ

そして、次に「早めのシフトアップ」。

低速ギアのままスピードを上げてしまうと、エンジンの回転数が高くなってしまい、燃費が悪化してしまいます。たとえば、大型車の場合、1段低いギアで走行してしまうと、約10%以上燃費が変わるくらい大きな差が出てしまうんです。

なお、アクセルペダルを踏んだり戻したりする「波状運転」をするドライバーもいますが、この波状運転は非常に燃費に悪いので、アクセルペダルを一定にして走りたいところです。

2-3.低速走行

続いて「低速走行」。

低速走行するために、先をよく見通すとともに、十分な車間距離を取る必要があるから、事故防止にもつながります。

また、ディーゼル車は、エンジンブレーキの常態では、エンジンに燃料がいかないので、燃料は消費されません。

それを利用して、下り坂や信号の手前では早めにエンジンブレーキで減速することも、燃料節約と交通事故防止につながるというわけ。

3.運転者さんたちが意識していること

運転手さんに集まってもらい、日頃、取り組んでいるエコドライブについて話を聞いてみました。

「信号や交通状況の変化などを早めに見越した予知運転でなるべく停止・発進を繰り返さないよう心がけてるよ。」

「交通の流れを乱すこともなく、できるだけエンジンが低回転数で効率よく走ることのできるスピードを心がけている。」

「経済速度を知ってから意識している。たとえば、時速50kmが経済速度なのに、時速60kmで走行すると、燃費が悪くなる。だから、経済速度を意識して、スピードの抑止や無駄な追い越しをしないようにしているかな。」

「空ぶかしも燃費の無駄遣いになるので注意している。」

さまざまな意見がありますよね。

この記事を見ている乗務員がいましたら、ひごろ、エコドライブで気を付けていることがあったら、書き込みをお願いします。一方で、エコドライブが難しい悩みなども書いてくれると嬉しいです。

4.点検整備も欠かせない

エコドライブといえば、運転のときに燃費を良くするよう気を付けるイメージがあるかもしれませんが、日頃からの点検もエコドライブに影響があると知っていましたか?

たとえば、

1.エア・クリーナーの目詰まりを取り除く

エアクリーナが詰まってしまうと、空気不足に陥ってしまいます。もしも、目詰まり状態で運転を続けると燃費が3%も悪化すると言われています。だから、もしも目詰まりインジケータが点灯したら、エレメントを清掃をするか交換をするかしたほうがよさそうです。

2.エンジンオイルの適切な交換

たとえば、エンジンオイルを寿命以上に使用してしまうと、オイルの粘度が固くなってしまうなど劣化してしまいます。仮にオイルが劣化してしまうと燃費が1~2%悪化するといわれているんですよね。それだけでなく、エンジンを痛めてしまうため、燃費に大きな影響を与えます。だから、適切に交換することも大事なんです。

3.空気圧を適正に保つ

「タイヤの空気圧」を適正に保っておくことも大事。空気圧が適正値よりもマイナス10%であれば、燃費は4%悪化。適正値よりマイナス30%で、燃費は12%悪化すると言われています。

このように日々の何気ない点検と対応が燃費に大きな影響を与えるのですね。

まとめ!

燃料価格の高騰の高止まりなどの影響で、エコドライブを乗務員に呼びかけ、劇的に改善した運送会社があります。それでも、すべての運送会社が導入しているわけではありません。

まだまだ、トラック運送業界が使用する燃料はかなりの量になります。

数字で見ると、トラック運送業界が使用している燃料は年間1,500万kℓ超
地球温暖化の原因となっているCo2の排出量の3%を占めています。

もちろん国もデータを見ているので、当然、トラック運送業界はターゲットにされてしまうわけです。だから、トラック運送業界全体でこの問題に取り組む必要があるんですが、経営にメリットがないと取り組む事業所が増えないのは当然と言えば当然です。

ぜひ、自社での取り組んでメリットとして感じたことをコメント欄に書いていただけたらと思います。

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