巡回指導の総合評価Eはヤバい!避けるべき理由!

2019年11月から巡回指導の総合評価で「E」判定を受けてしまうと様々な弊害が起きてしまいます。
けれど、いまの話を聞いて「そもそも巡回指導の総合評価Eとは何?」と思っている運送会社も多いでしょう。じつは、巡回指導の結果は5段階で評価され、それをそのまま運輸支局に報告しているのです。
その5段階評価でいちばん低い評価で判定されると今後、さまざまな弊害が起きてくるので、巡回指導が起きたら、自社がどの評価なのか確認しておきましょう。
1.総合評価Eになると身動きが取れなくなる
巡回指導で総合評価Eの判定を受けると、さまざまな弊害があると聞いたのですが、どのようなことになるのでしょうか?
まず一つ目が「車両数の変更(増車)」で影響を受けてしまうんだ。↓の表を見てごらん。

悪質な違反と判断された場合、最長1年間は増車等が届出事項から認可事項になってしまうんだ。さらに…


2019年11月から巡回指導でE判定を受けると、3か月間は事業拡大・増車等の認可申請ができなくなるんだ。
それはツライですね汗
2.速報の対象になるリスクも!
タロウくん、巡回指導で支局への「速報」の対象になる内容を覚えているかい?
はい!
① 点呼をまったく行っていない
② 運管・整管がまったくいない
③ 定期点検をまったく行っていない
でしたよね。
うむ、以前までは、その3つだけだったんだ。
ところが、今回、新たに1項目追加されたんだ。
それは…
巡回指導の総合評価がEで、かつ「点呼記録簿」「過労運転」「健康診断(2名以上)」すべてに違反が見つかると、支局への速報対象となるんだ。
最悪の場合、車両停止もありうるぞ。
うわぁ…。
それだけは避けたいですね。
まとめ
巡回指導が終了した後、総合評価が通知されます。その評価が”E”だと、今回、紹介した内容に適用してしまいますので注意しておきましょう。
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