運送会社の横乗り!先輩ドライバーと新人ドライバーの本音は?

運送会社に入社すると、先輩から仕事を教えてもらうために”横乗り”をしますよね。

けれど、トラック運転手は運転をしているので、ひとりの時間が多いです。なので、”横乗り”とはいえ、閉じ込められた空間で”ふたりきり”が続くのはツライですよね。できれば、円満に過ごしたいものです。

では、横乗りをしたとき、先輩ドライバーと新人ドライバーは、どのようなところに不満を感じているのでしょうか?

お互いの不満を知っておくと人間関係がうまくいくかもしれませんよ。

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1.先輩ドライバーの本音

横乗りでは、先輩ドライバーが教育にあたります。

仕事をはやく覚えてもらうために「〇〇は△△しなければいけない。」など取引先のルールなどを説明してくれる(もしくは先輩が作業しているところを見る)と思うのですが、せっかく教えていても「なんだコイツ…。」と思われてしまう言動をしてしまう新人がいます。

けっして、細かいところについて文句が言いたいのではなく「社会人なら守ってほしい最低限のマナーは守れよ!」という不満がほとんど。おそらく先輩ドライバーが不満に感じるケースは共通しています。

そこで、先輩ドライバーはどのようなところに不満を感じているのか、まとめましたので参考にしてくださいね。

(先輩が吸わない人なのに)密室の車内でタバコを吸いはじめる

喫煙しない人にとっては、タバコの煙は不愉快です。
しかも、それがさらに車内での喫煙となるとなおさらです。

たしかに喫煙している人にとって、ずっと我慢するのはキツイです。

しかし、我慢ができないからといって【いきなり車内でタバコを吸い始めるのは勘弁してほしい】ですよね。せめて「タバコ吸っていいですか?」などの確認を取らなければ先輩ドライバーも頭にきてしまうのは仕方のないことかもしれません。

なにしろ、副流煙だけでなく、車内に匂いが染みついてしまうことを嫌う人が多いですから。さらに、先輩にことわりもなく喫煙する新人は、窓を開けて道路にタバコのポイッと捨ててしまうタイプが多いです。

いきなりため口

はやく職場に慣れたい、親しくなりたい気持ちはわかります。

けれど仕事を教える先輩にいきなりため口はマズイです。
少しずつ信頼関係を構築すれば、自然と仲良くなりますので焦らず頑張りましょう。

なお、先輩ドライバーの年齢を聞いた後、「年下」とわかった途端に口調を変えるタイプがいますが、そのような人はたいてい口に出されなくても反感を買っているので気を付けましょう。

先輩が運転しているのに寝る(リクライニングを倒してリラックス)

慣れない仕事をすると疲れがドッと押し寄せてきます。
しかも、助手席で運転していなければ緊張感もないので眠くなるのは仕方のないことかもしれません。

コミュニケーションをとるよりも「移動中は寝ていてくれたほうがいい。」という人も多いのですが、だからといって、いきなり何も言わずにリクライニングを倒して、リラックスモードに入ったり、爆睡していたら、誰しも気分が悪くなります。

スマホゲームをしたり、スマホ漫画を読む

長時間、横乗りをしているとお互いに話すことがなくなるし、助手席にいるときは、暇をしているかもしれません。

本人は時間つぶしのつもりかもしれないけれど、助手席でスマホゲームや漫画を読まれると「見習い期間中に何をしているんだ?」と頭にくる人は多いです。

やる気を見せない(何度も間違えるのにメモすら取らない、返事をしない)

せっかく先輩が「仕事内容を覚えてもらおう!」と説明しているのに、相槌すら打とうとしない新人がいました。

何度、説明しても、彼は無言を貫いていたので、説明しているほうが不安になる始末。仕方なく「聞いているの?」と質問すると、やっと「聞いてますよ。」と返事が返ってきたりするんですよね。

相槌もまた良好な人間関係を構築するうえで、大事なコミュニケーションスキルのひとつです。相槌を打たなければ「本当に覚える気はあるのか?」と説明している方も疑心暗鬼になってしまいます。

また、仕事覚えが悪いのにメモも取らない人も要注意。
それで覚えられれば問題ないのですが、何度も失敗してしまっていると不快に思われてしまいます。

挨拶ができない

挨拶は人間関係を構築するために必要な基本なことですよね。

顔を合わせても無言のままだったり、まともに挨拶ができないと同僚からの印象は悪くなります。さらに、取引先となるとなおさらです。最悪の場合、所属している運送会社に「あの運転手の態度はなんだ!!!」とクレームが来たりします。

逆にいえば、挨拶ができていると人間関係が自然とよくなっていきます。

なかには、こちらから挨拶しても返してくれない先輩や荷主もいるでしょう。

しかし、きちんと挨拶をしている姿は見てくれています。毎日、地道に挨拶はしていきましょう。

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2.新人ドライバーの本音

続いて、新たに運送会社に入社してきた新人ドライバーの本音をまとめてみました!

嫌な性格の人にあたると最悪

私の運送会社には、教えるのが下手というかネチネチ感が半端ない人がいました。

  • 怒鳴る
  • 皮肉
  • 嫌味

コトあるごとに後輩に言っていたんですよね。

でも、彼の新人時代を思い出すと、その新人よりも仕事の物覚えがひどく、また責任感もありませんでした。彼の態度を見るたびにイライラしてしまっていたのですが、月日が流れ、仕事を覚えると、こんどは他人に厳しくなる始末。

「あいつは使えない」とか「覚えるのが遅い」とか人の批評ばかりしているんですよね。

「いやいや、あんたの(新人時代の)ほうがひどかったよ。」と心の中でツッコミをすることがたびたびあります。まぁ、それを伝えて人間関係がおかしくなるのは嫌なので本人に言うことはありませんが…。

でも、こういう人って運送会社に限らず、どこの会社でもこのような人物はかならずいるものですよね。

仕事は「覚えよう」という意識があれば覚えられますし、焦る必要はありません。
さらに、次でも紹介しますが、運送会社は横乗り期間を過ぎればあとはひとりの時間が増えるので、そのことを支えに頑張っていけばいいですよ。

ふたりきりは苦痛

気さくに誰とでもコミュニケーションをとれる人ならいいけれど、何もしらない相手と長時間、トラックの車内でふたりきりというのはツライですよね。

「おっさん二人が何を話せばいいんだ!!!」
と人見知りなタイプの私は思っていました。

だから、教える立場になったいまでも横乗りはツライです。
「私と同じタイプの人見知り」の新人は、仕事を覚えるだけだねく、気を遣うことが多いので、横乗り期間はなおさら苦痛でしょう。

はじめは、相手の話や体験談、仕事の内容、会社の待遇やシフト、給料について話したりするので会話が続きます。けれど、しだいに会話のネタもなくなり、いつの間にか無言が続く状態に陥ることが多いんですよね。

「横乗り期間は苦痛でしかない。」かもしれないけれど、この期間が過ぎてしまうと、あとはあなたひとりだけの時間がほとんどなお仕事なので「いまだけ。」と割り切ってしまうのがベストですね。

相手のペースに合わせるのがツライ

たとえば、長距離輸送になると何日も先輩ドライバーと一緒に行動しなければいけませんよね。

それだけでも精神的な苦痛なのに、それに追い打ちをかけるように、行動はすべて先輩ドライバーのペース。寝る場所も助手席で、最悪なのは眠れないほどのうるさいイビキのオマケつき。

「あと〇日の我慢!」と自分に言い聞かせるも、ストレスもピークに達してしまい、口数も少なくなり、結局、会社を辞めてしまうという新人も多いです。

3.横乗り期間は?

ぶっちゃけると運送会社としては、早くひとりで運転してもらったほうがいいです。
トラック1台で2人乗せて、それぞれ給料を支払うのは会社としてはなるべく避けたいですから。

けれど、取引先の信頼を失うわけにはいかないので、ひとりで行かせるわけにはいかない。荷物の扱い方、気を付けるべきこと…引き継がなければいけないことはたくさんあります。

ちなみに、横乗り期間は、運送会社の業種や教育意識によってバラバラ。

私が新人でいまの運送会社に就職したときは、運送以外の業務がそれほど難しくなかったため1週間くらいでした。(知り合いは1か月くらい。)

また、フォークリフトの積み降ろしなど運転以外の付帯業務がある場合は、2~3か月程度かかるときもあります。

4.横乗り期間は正規の給料はもらえない

トラック運送会社としての乗務員の経験はあっても、業務によって荷主のルールが異なるし、仕事の段取りや先輩ドライバーの仕事の仕方を覚えるため、横乗り運転をしなければいけないですよね。

当然、見習い期間中は、会社としては収益に繋がらないので、いわば”投資”状態。

運送会社によって内容は変わりますが、横乗り期間中は募集どおりの給料はほぼもらえません。

まとめ

先輩から新人への言い分は、トラック運送会社に限らず、仕事をするうえで最低限守って欲しいという内容がほとんど。

新人のなかには、横乗りを終えれば他人と接する機会が減るので、最終的に仕事さえ覚えれば問題ないと思っている人もいますが、けっきょく、このようなタイプのドライバーは、早期に「職場環境が…」「人間関係が…」と理由をつけて運送会社を転々としていることが多いです。

一方、新人は長時間、気を遣うのは地獄。嫌な先輩に当たると辞めたくなる…といったものが多いです。

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ノブノブ

投稿者プロフィール

業界歴10年のトラック運転手。
超ブラックな運送会社を渡り歩き、いまの運送会社で落ち着く。現在は、副業として運送業関連のサイトなどでライターを務める。

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