市町村の合併などで住居表示や地名地番が変更になったとします。そのとき、多くの人は「市町村が決めたことだから、支局に届出しなくてもいい。」「運輸業に関する事業所の住所も運輸支局が修正してくれる。」と思うことでしょう。

ですが、運輸業の届出をした登録内容は、運輸支局の配慮で自動的に切り替わる…ということはありません。もしも、住居表示や地名・地番の変更があった場合は、すみやかに届出をする必要があるというわけなんですね。

そこで、今回は、「市町村の合併などで住居表示や地名・地番が変更になったときの届出方法」について紹介していきます。

１． 届出に必要な書類とは？

それでは、どのような書類を用いて運輸支局に届出すればいいのでしょうか？

じつは、多くの資料を準備する必要はありません。

になります。

なお、②の証明書については、営業所を管轄する市町村に直接、問い合わせしたほうがいいです。

ちなみに、住居表示変更を通知するハガキは変更内容及び変更年月日確認のため、添付は必要ありません。また、車庫については、地番等で認可を受けている場合は、別途、証明書類が必要になってきます。

２．住居表示・地番変更届

まず専用の届出用紙を用いて、旧住所と新住所の変更内容を記載します。
記載する項目は、ほとんどないのですぐに作成できるはずです。

なお、↑のサンプルは、山口県トラック協会の様式になります。wordとPDF版が公開されていますが、宛先が「中国運輸局 山口運輸支局」になっているので、word版をダウンロードした後、宛先を営業所を管轄する運輸局・運輸支局名に変更しましょう。

【山口県トラック協会】
⇒帳票類はこちら

３． 住居表示変更証明書とは？

住所表示変更を証明するためには、市町村の役所が発行する「住所表示変更証明書」を準備する必要があります。

（サンプル）

住所表示を通知するハガキを持参してもOKです。

（サンプル）

まとめ！

以上が住居表示が変更になったときの届出方法でした。
放置している事業所も多いので機会があるときに、住居表示の変更の手続きを行ってしまいましょう。
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