運送業なら…どのアルコール検知器がおすすめ?

点呼記録簿の法定項目のひとつに「アルコール検知器の使用の有無」がありますよね?

 

法律改正で義務化になったので、ほとんどの運送会社は、営業所にアルコールチェッカーを置いて、乗務する前の運転手に点呼のときに使用させていることだと思います。

 

けれど、このアルコールチェッカーについて、どのようなモノを購入すればいいのか、細かい点についてまだよくわからない点も多いと思います。先日も、とある知り合いからアルコール検知器について質問を受けたので、せっかくの機会なのでまとめてみたいと思います。

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1.アルコール検知器は必ず使用しなければいけないのか?

とある社長から「ウチの乗務員は、誰一人として飲酒をするものはいない。だから、アルコール検知器でチェックする必要はない。」と豪語する方がいらっしゃいました。

 

乗務員を信頼されての発言かもしれません。

 

なかには、飲酒できるかできないか、アルコールパッチテストなどを実施し「アルコール体質」まで検査したうえで「この乗務員は飲酒しない!」と安心している管理者もいたんですよね。

 

(アルコールパッチテスト)

ガーゼをはがした部分が赤く 変化しない人は、ALDH2酵素が、正常に働いているので、体内でアルコールを分解する 力が強いタイプ。赤く変化する人は、アルコールを分解する力が弱く、お酒が飲めない人が多い

 

でも、ちょっと待った!

 

私の大学時代の友人は、アルコールパッチテストをして赤く変化をしましたが、ほぼ毎日、飲酒している人がいましたw

 

「飲めない。」と言う人やアルコールに弱いタイプの人でも、じつは飲酒しているということがあります。それに、乗務員の採用面接で「お酒を飲みますか?」と聞いて「毎日、飲んでます。」「お酒好きです^^」と答える人はほとんどいません。

 

法律を守ることはもちろんですが、事故を起こさないためにも、絶対にアルコール検知器は使用した方がいいですよ。

 

2.アルコール検知器はどれを選べばいいの?

輸送安全規則において、アルコール検知器は、アルコールインターロックに加えて、性能等は問わないということになってます。つまり、記録型の立派なアルコール検知器でなくても、「警告音・警告灯・数値等」によって、飲酒しているか否かわかればいいということになります。

 

極端な話、「0.00mg/l」などの数字でなくても、アルコールが反応すれば赤く光る検知器でもOKというわけなんですね。だから、運送会社によって持っているアルコール検知器はさまざま。ピンからキリまで本当にあります。

 

なお、法律改正してすぐのころは「AC検知器は、高級な記録型タイプでなければダメ」という噂がありました。じつは、AC検知器を売る営業マンが嘘を言って、売りつけていたんですね。

 

私の知り合いの事務所の多くも、騙されたところがたくさんあります。
これから、新規で運送会社を立ち上げる人は、騙されないようにしてくださいね^^

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3.高級な記録型のアルコール検知器だから安心?

「わが社は、10万円以上する記録型のアルコール検知器を購入し、使用しているから安心!」と言われる社長もいます。そして、点呼場には機械だけ設置して、運行管理者は点呼をしていない…なんて話もよく聞きますよね。

 

でも、本当に記録型のアルコール検知器は安心なのでしょうか?

 

じつは、そのようなことはありません。そもそも、警察で使われるモノは、光理化学工業株式会社製の「北川式SE型検知管」といって一般では販売されていない機械を使っています。だから、私たちが使用しているアルコールチェッカーとは、性能そのものが異なるというわけなんですね。

 

点呼記録簿の法定項目を見てみると…

アルコール検知器の使用の有無のほかに、飲酒を確認する項目「酒気帯びの有無」があります。

 

「酒気帯びの有無」は、運転者の顔色・呼気の匂い・応答の調子など、目視等で確認することになっています。つまり、「アルコールチェッカーだけに頼らず、管理者のチェックもしてくださいね。」ということなんですね^^

 

4.どのアルコールチェッカーがおすすめなの?

さて、かんじんのアルコールチェッカーなのですが、どの機種を選択すればいいのでしょうか?

 

資金が豊富にある会社は、記録型のアルコールチェッカーを購入すればいいのですが、メンテナンスが必要であったりと維持費もバカにならず、とある知り合いの会社は「(記録型のアルコール検知器を)購入したのはいいけれど、すぐに埃をかぶってしまった。」…ということもあります。

 

じっさいに、お話を伺う機会があったのですが、本当に見事に埃をかぶっていて使っていない様子wけっきょくは、ハンディタイプのアルコール検知器を利用しているみたいでした^^;

 

個人的な意見を言わせていただければ、大きな会社でなければ、ハンディタイプのアルコールチェッカーで十分です。

 

ちなみに、ウチの会社はソシアックのアルコールチェッカーを使っています。知り合いに話を聞くと、けっこうタニタのアルコールチェッカーを使用しているところもあるけれど、個人的には業務用であるソシアックさんのほうがお気に入りですね。

 

値段は、8,000円くらいだったかな?

 

もちろん、量販店など行くと3,000円くらいのアルコールチェッカーもあるけれど、さすがに性能が不安なので、お手軽価格かつ、ある程度、信頼できるモノを利用しています。

 

まぁ、上を見ればきりがないので、ある程度のところで妥協するのもいいんじゃないかな。私も自社や知り合いの会社の話をもとに書いていますので、もっとおすすめのアルコールチェッカーがあるというのであれば、コメント欄に書いてくれると嬉しいです。

 

それでは、また新たな記事でお会いしましょう^^

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