【解説!】トラックの連続運転時間と休憩時間とは?

トラックの連続運転の時間はどのくらい?
その後、休憩はどのくらい取ればいいの?

このような疑問を持っている人ってけっこういます。

 

この前も運行管理者試験を受けることになった同僚から、連続運転について聞かれました。なにせ「連続運転」は、ほぼ毎年のように出題されている重要な項目だからです。

 

そこで、今回は運行管理者試験を受ける受験生にも役立つよう「連続運転」について紹介していきたいと思います。

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1.連続運転については過去の運行管理者試験を見るとわかりやすい!

トラックの連続運転については、全ト協マニュアルや労働基準監督書の冊子等で説明されていますが、イマイチわかりにくかったりするんですよね。

 

ちなみに、↓は厚生労働省の資料で「連続運転」について解説している内容です。

 

 

運行管理者の過去問から学ぶ!

これだけでは細かいところがわかりにくいので、運行管理者試験の過去問を参考にしてみましょう。とくに「平成27年度 第1回の運行管理者試験問題」の問22を見ると「連続運転」についての理解が深まります。

問22
下図は、貨物自動車運送事業に従事する自動車運転者の運転時間及び休憩時間の例を示したものであるが、このうち、連続運転の中断方法として「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」に適合しているものを2つ選びなさい。

 

 

久しぶりの運行管理者の試験問題に拒絶反応が出てしまったかもしれません。でも、この問題を正しく理解することが、イコール連続運転時間を正しく理解することにつながりますのでじっくり考えてくださいね。

 

2.連続運転は最大4時間が限度!

① 連続運転は4時間まで。

② その後、30分以上休憩等が必要。

これは必ず覚えておかなければいけません。

 

ちなみに、30分以上の休憩等(←あくまで「等」です。運転以外の作業でもOK。)は、10分以上であれば分割するということも可能です。

 

なお、「連続運転時間」が違反にならないためには、極端な話をしてしまえば、4時間半という「ひとつの枠」の中に、運転時間と休憩時間等(ただし10分以上)をうまく当てはめる作業になります。

 

なので、

運転時間4時間+休憩時間等(30分)

運転時間2時間+休憩時間等(15分)+運転時間2時間+休憩時間等(15分)

など、さまざまな組み合わせがあるというわけなんですね^^

 

ただ、これだけでは問題を解くことはできません。
あともうひとつ大事なことがあるんです。

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3.休憩時間等30分以上取れば、連続運転時間のカウントはリセットされる!

この問題を解くには、もうひとつのルールを知っておく必要があります。それは「休憩時間等を30分以上取ってしまえば、連続運転時間のカウントはリセットされる」ということ-です。

 

この説明をするには、先ほどの運行管理者試験問題が最適です。

なお、この問題の正解は「1と4」になります。

 

この正解を聞いたとき疑問に感じた人もいるかもしれません。
なぜなら「1」の赤枠をよく見てみると…

 

「4時間以上の運転に対して、計30分以上休憩が取れていない!」からです。

 

でも、運行管理者試験の問題の回答を見ると「1」は正解のうちのひとつになっています。
なぜ連続運転として違反に該当しないのでしょうか?

 

なぜ違反にならないのか?

↓図のように運転時間に対して分割ではありますが、2回目の休憩で計30分以上の休憩を与えています。つまり、計30分以上休憩を与えたので、連続運転時間のカウントはリセットされたのです。

 

 

計30分休憩 ⇒ ↑図の赤枠後、連続運転時間は「0」から再スタートする

というルールなんですね。

 

問題を解くとき、運転手を指導するときなど、ひょっとしたら、ここで迷った人も多いかもしれません。参考にしていただけると嬉しいです。

 

まとめ!

いかがだったでしょうか?
運行管理者の過去問から学べることはたくさんあります。

 

ちょっと他の解説書とは違った視点での俺流解説でしたが、受験生や運行管理者の方に役立つなら、今後も暇なときにアップしていきたいと思います^^

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コメント

    • はやしゆうじ
    • 2018年 6月 07日

    4時間運転して30分休んでまた、4時間運転して30分休んでまた、4時間運転して30分休んでの運行はよいのか?

      • kokugo97
      • 2018年 6月 10日

      問題ありません。

      拘束時間の最大は16時間なので、
      理論上、最大14時間30分運転が可能となります。

      ただし、運転時間は2日平均9時間以内というルールもありますので
      その点も考慮しなければいけません。

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