新人トラック運転手の必需品はコレだ!現役が選ぶ12選!

車が好き・トラックが好き・運送業界に興味があるなど様々な理由で「これからトラック運転手になりたい!」と思っている方も多いと思います。

そこで今回は、トラック運転手の私が仕事をするうえで欠かせない必需品ともいえるアイテムを紹介したいと思います。

長距離輸送をされる方は、

も併せて見ると役に立つと思います。

1・トラック用地図アプリやカーナビゲーション

トラック運転手に一番大事なことと言ってもいいのは

「正確で間違いのない経路を選択すること」

これに限ると思います。

どんなに上手に荷物を積めても運転が上手くても、目的地に到達出来なければ全てが無駄になってしまいます。

運転手の仕事もさまざまで常に決まった道を走り続けるルート運行ならば心配は少ないのですが、毎回、住所1つで全国各地どこにでも行くような仕事をするのであれば、カーナビ等がなければ目的地に到着することは困難でしょう。

また、大型トラック等での運行の際に特に気を付けておくことが、高さ制限などの交通情報です。こういった交通情報をいち早く正確に入手するためにも地図アプリやカーナビは必須です。

グーグルマップなどで代用している熟練者の方たちも居られますが、乗用車では通行できても大型トラックでは通行不可能な道路は多く、その全てを把握するのはトラック対応カーナビなしでは不可能に近いです。

カーナビも乗用車では埋め込み型主流ですが、トラックの場合はポータブル型が主流。

また近年ではスマホやタブレット対応アプリも開発されており、運転中の車幅や高さなどを設定すると設定された車両が通れるルートを自動で選択してくれるものまででてきています。

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2・ハンズフリーイヤホン

次におすすめしたいのが「ハンズフリーイヤホン」です。

仕事上での連絡等で携帯電話を使う機会が想像以上に多くなります。その際に、毎回道路脇に駐車するようなことは難しく、運転をしながら連絡をとることが基本になってきます。

だからこそ、道路交通法の「携帯電話の保持や画面注視」等の罰則を受けないためにも、ハンズフリーイヤホンは必須だと思います。

令和元年より罰則が以前の3倍に強化され、大型車両運転者については同じ反則をしても反則金は乗用車の倍程度まで強化されました。

周囲の安全は守るのはもちろん、自分の大事な免許や財布の中身を守る為にも使用する以外、選択肢はないと思います。

ノイズキャンセリング機能がついているものがオススメ

ハンズフリーイヤホンを選ぶときに”有線”と”無線”の2つのタイプがありますが、いずれにしてもノイズキャンセリング機能がついている物をおすすめします。

有線の場合、ほとんどの物が高音質で不具合はないのですが、やはり運転中に配線が気になる方も多く、無線タイプを使用している人が多いです。

しかし、無線タイプではペアリングの相性が悪かったりノイズキャンセリング機能が備わっていない物を使っているとトラックの大きなエンジン音などがマイクに入ってしまい、通話相手にものすごく伝わりづらいケースが多いです。

その辺りも注意して購入することをおすすめします。

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3・携帯用充電器

次に、欠かせないのは、携帯用充電器です。

先ほども述べましたが、ルートが分からなくなったり取引先と連絡が獲れなくなってしまったりするとどうしようもありません。

その為、必要以上にナビや携帯電話、ハンズフリーイヤホンの充電には気をつけておく必要があります。

ポータブル充電器でも可能ですが、できれば、シガーソケットタイプの充電器があると便利です。

ただ、シガーソケットタイプの充電器の購入するときには、電圧に注意して購入することをおすすめします。乗用車用のシガーソケットの電流は12Vですが、トラックの場合は24Vが標準となってます。

間違って使用してしまうと機器が壊れたり、配線がショートしたりして危険ですので注意して下さい。

※現在は「DC/DCコンバーター」で私は充電しています。

おすすめのシガーソケットタイプの充電器は?

DC/DCコンバーターを購入する前までは、シガーソケットタイプの充電器を使用していたのですが、はじめは、USBが一つしか刺さらないものをつかっていました。

ただ、線が細く断線してしまったのをきっかけに買い替え。

↓の商品は見た目からして線が強そうだったのと、USB差込口が二つ付いていたのも魅力でした。私の場合、携帯以外にもタブレットなどを使用することがあったので、二つあるのは便利でした。

ただ、この商品のデメリットはiPhone用のケーブルが付いていること。
androidをしている人は別にケーブルを用意する必要があります。

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4・DC/DCコンバーター

現在乗用車にて使用中の充電器などを使いたいという場合は「DC/DCコンバーター」(通称デコデコ)が必要になってきます。

配線取り付けタイプとシガーソケット分岐タイプと2種類あります。

多くのシガーソケットを使用したい場合は、配線取り付けタイプ。1~3個程度の使用量の場合は、シガーソケット分岐タイプをつけると良いと思います。

また、配線取り付けタイプには資格を持った方の工事が必要となる場合がありますので、しっかりと確認した上でご購入をおすすめします。

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5・非常用の水

次にご紹介するのは経験者でしか考えつかないであろう「水」です。水と言ってもただの水ではありません。非常用の水です。

なぜこれが必要なのかと言いますと、トラック運転手は様々な場面で日常生活では当たり前に行なわれていた事が当たり前ではできなくなってしまうからです。

代表的な例で言いますと、ふとした際の手洗いうがい等です。

荷物を積み終わり、運転席に乗車しようとした瞬間、手が汚れてしまっていたりする時に近くに手洗い場等があればいいのですが私の経験上、半数以上の所がそういった施設がないところが多いです。

その際に非常用の水などを常備しておけば手をすぐに洗えます。

また、オーバーヒートなどの緊急時にトラックの場合、大きくて駐車場所なども限られている為ガソリンスタンドやコンビニなどに乗用車のようにはすぐに入れません。

緊急用に水を持っていればオーバーヒートの応急処置用としても使えますし、フロントガラスの虫汚れ等の洗車用の水、高速道路などでの予測不可能な渋滞時の非常用の飲み水としても活用できます。

助手席の足元やコンソール部分に2リットルのペットボトル2本ほどを目安に持ち合わせておくことをおすすめします。

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6・ウエットティッシュ

次は、車内清掃や食事後の手口等を拭くために使うウエットティッシュをおすすめします。

私の場合は、ノンアルコールタイプとアルコールタイプと2種類を車内に常備しています。

ウエットティッシュで気を付けておきたいのが保管方法です。特に夏場などは車内温度がかなり高くなることがある為、しっかりと口を締めておかないと一日にして水分が蒸発し、ウエットティッシュの機能が無くなってしまいますのでご注意ください。

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7・予備のおはしやフォーク

私はこれがなくて何度も慌てた経験があります。

次のトラック運転手に欠かせないアイテムは予備のおはしやフォークです。

外での食事が仕事上増えてしまう事が多いトラック運転手です。お店での外食が多いようにご想像されてる方もおられますが、トラック運転手の実情としては大半は車内での食事になります。

特に大型トラック運転手は駐車場所などが限られている為、駐車スペースが確保されている場所での食事がほとんどになります。

車内での食事の時におはしやフォークがなく大事な食事にありつけないことも過去にはありました。

そんな悲惨な事態にならないように購入して常に予備を常備しておくことが大事になってくると思います。

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8・安全靴

トラック運転手のお仕事は運転だけではありません。

倉庫や工場での附帯業務をこなさなければいけないことが多く、その作業で足を負傷しないために、多くの運送会社では安全靴の着用を義務付けています。

安全靴の先には鉄板が入っているので、誤ってモノを落としたとき、その鉄板が足を守ってくれる役割を担っています。

私が愛用している↓の安全靴は、夏でも通気性がいいので、よく利用しています。

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9.首枕

トラックドライバーは常にハンドルを握り、目に映る情報を的確に処理し、安全に運転しなければなりません。その為、正しい姿勢で運転することが重要になるのですが、同じ姿勢を続けているとどうしても肩が凝ってしまいます。


そんな時に、この首枕をすることで運転をするときに肩の力を抜くことができました。

ヘッドレストに頭をつけるだけでは肩、首の力が抜けず、また、自分の運転しやすい視点にはなりませんでしたが、この首枕がそれらを解消してくれました。

待機中の疲労回復にも便利だったのでオススメできます。

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仮眠中・待機中でも愛用

長時間の運転で疲れている時や待機中や仮眠中に使っていました。

この商品を利用するだけで首の痛さや疲れがすごく軽減されます。

コンパクトなサイズなのでトラックの中に置いても邪魔にならないし、洗えるので清潔で何回も使えるので良かったですね。運転はすごく首や肩が疲れて痛くなるので絶対に運転手の人は使った方がいいです

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10.マーカーランプ

私が勤めていた運送会社は夜中に出発することが多かったのですが、夜中は視界が悪いです。とくに山道などでは街灯がなかったり、少なかったりする道を走行する事が多々ありました。

走行レーンとほぼ同じ車幅のトラックは、側面、タイヤなどをガードレールにぶつけないか、車線をはみ出していないかなどが心配になりました。

この商品を使うと、純正のマーカーとは、比べ物にならない明るさで、車体の感覚を的確に掴む事ができ、前方を見ることに集中できる為、事故防止につながりました。

ただ、車検に通らなくなる場合があるので注意は必要です。

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11.セーフティラップカッター

トラック輸送の際、荷崩れを防ぐためにパレットに載った複数の荷物にラップが巻かれている事がありました。

その複数の商品をラップで巻いた荷物を下ろす時、まずラップを切って、その商品をそれぞれの置き場に手で持って運ばなければいけません。

最初は、手でちぎって作業をしていました。

手で切ることもできなくはないのですが、このセーフティラップカッターを使うと労力が軽くなり、作業の時短にも繋がりました。何より、普通のカッターナイフと違い、商品を傷つける心配がないのが魅力でしたね。

※必ず必要というわけではありませんが、同様の業務があれば便利です。

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12.スマホスタンド

運転中メーターの部分にスマホを置いていたのですが、ハンドルを回した際に見えなくなり、スマホスタンドの購入に至ったわけなのですが、とにかくシンプルで使いやすい。

無駄な部品がないためごちゃごちゃしません。
スマホも縦横どちらも対応しているので便利です。

いまのところ、とくに不自由な点は感じたことはありません。

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まとめ!

トラックドライバーにこれからなる方は、運転や仕事内容など気になる点はたくさんあると思います。しかし、運転技術は急に上手くなるものでもないですし、仕事内容に関しても先輩たちが優しく教えてくれるでしょう。

もしも失敗をしたとしても経験を積んでいけばいいですし、最初から様々なことが上手な人なんていません。

それ以上に大事なことはトラブルの対応能力がとても重要となってきます。

日常に起こるトラブルをどれだけ迅速丁寧に、あたかも何もなかったかのように処理できるのかがトラック運転手の経験値の差でもあります。解決策を先にしっておけばトラックドライバーになりたいと思うあなたの精神的安定につながり、また自信にも繋がると思います。

これからトラック運転手になられる方は今回私がおすすめした、

  • トラック対応のカーナビゲーションシステムや地図アプリ
  • ハンズフリーイヤホン
  • 携帯用充電器(24V用)・DC/DCコンバーター
  • 非常用の水
  • ウエットティッシュ
  • 予備のおはしやフォーク
  • 安全靴

これらを事前に用意しておき、安全で快適なトラック運転手生活のスタートをきれることを願っています。