運行管理者試験の練習問題を何度も解く意味は?
運行管理者試験をこれから受験しようと思っている人がたくさん当ブログに訪れていただいていますが、気になるひとつが、その勉強方法。多くの体験談ブログでは「過去問を繰り返し解くべし」と書かれています。
私も運行管理者試験を受けるときには、地獄(?)の運行管理者基礎講習を3日間受講した後、過去問を何度も解きました。
では、なぜ運行管理者試験を勉強するうえで、過去問を何度も解くことが重要なのでしょうか?
1.意地悪な問題文に慣れる
運行管理者試験の過去問を何度も解く理由のひとつに、私は「意地悪な問題文に慣れる」必要があると感じています。
なぜなら、
問題文の表現がすっごくわかりにくいから。
国家試験に共通していることだけど、複雑な法律用語がたくさん使われていたり、まるで間違い探しのように、余計な一文が混じっていて、それがあるから間違いといった問題が多いんですよね。
とくに法律用語に対して、私の脳の拒絶感はハンパなかったです。
問題文を見ただけで眠気が発生したり、読んでも頭が受け入れようとしなかったり…。
そのため、全文読むこともできずに、サラッと読んでしまい、細かい間違い部分に気づくことすらできない状態にありました。
でも、最初はそれでいいのです。
慣れていないから、脳が受け付けない。
当たり前のことです。
だったら、慣れればいいだけのことなんです。
だから、私は、最初、読むだけでもいいので問題と向き合ってみました。そして、何度か問題文と触れっているうちに脳が慣れてきて、たとえ、法律用語が並んだ問題文であったとしても、素直に受け入れるようになっていったんですね。
2.違和感センサーを敏感にする
運行管理者試験がいくら意地悪な問題を出題するといっても、その傾向・パターンは決まっています。
だから、何度も問題を解いているうちに「これは何か怪しいぞ!」とピンッとくるのです。
何度も問題と触れ合って、あなたの違和感センサーをビンビンに敏感にさせちゃいましょう^^
3.欠点がわかる!
私の場合、仕事が終わった後、過去問はかならず1日1試験分の問題を解くノルマを課しました。
何度も間違ってしまうのですが、どこを間違ってしまったのか改めてチェックする。そして、間違ったところについて、テキストで知識を深めるようにしました。
何度も問題を解くと、だんだん答えが”〇番”と覚えてしまうのですが、答えが合うことを目的にしてはいけません。問題に対して理解しているのかどうか、そこが重要なのです。
- どこの部分が引っかけ部分なのか?
- 引っかけにしたということは、重要な箇所のはず!
- 問題の選択肢も理解しているか?
など、考えながら自己チェックしました。
プライドを捨て「理解していない」ことを自分で認めることで、いまの自分に何が足りないのか教えてくれるというわけなんですね。
4.限られた範囲なので類似の問題が出る
運行管理者として覚えなければいけない知識・法律は限られています。
また、出題者として「運行管理者が業務を行ううえで知って欲しい」と思う箇所は、なおさら限られてきます。だから、運行管理者試験には過去と類似した問題が出る傾向があります。
運行管理者の資格を取得したいのであれば、過去問の類似問題は絶対に落とさない。
厳しい言い方をすれば、類似問題を落とすようでは、合格はかなり難しいと言っていいでしょう。
5.知り合いの体験談
実際に運行管理者試験を受験し、合格した方の意見を掲載します。
運行管理者試験の合格者からアドバイス
令和3年度の運行管理者試験を受験し、合格しました。
私が行った勉強方法は「ユーキャンの合格テキストで勉強した後、過去5年間の過去問をひたすら解く。」本当にそれだけです。
過去に受験した先輩からのアドバイスも「過去問を解け!」でしたし、実際に受験してみるとわかるのですが、過去問と似たような問題でした。振り返っても3問程度しか間違えてないのではないかと思います。
筆記試験のときは、途中退場は認められていなかったようですが、 CBT試験からは、途中退場が認められたので、時間に余裕があった私は途中退場したくらいです。
まとめ!
過去問を何度も解くことには理由がきちんとあったわけなんですね!
私も何度も何度も解いて覚えました。
運行管理者試験に合格した方のコメントもお待ちしていますので、ぜひ書き込みをお願いします。
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