運行管理者試験の勉強方法!効率よく記憶するために意識して行っていること8つ

運行管理者試験の難易度は、国家資格の試験の中では高い方ではありません。しかし、トラック運送会社に勤めていると、仕事が忙しく勉強する時間も限られてしまうため、合格率が30%前後を推移しています。

時間がないのであれば、効率よく勉強することが合格の近道です。今回は、トラック運送会社に勤めていても、運行管理者試験に合格することができる勉強法と心構え8つについて紹介していきます。

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1.長期戦は逆効果

運行管理者試験に限らず、何か資格を得ようと受験しようとしたとき、長期コースより短期コースの方がおススメです。

たとえば、3か月の勉強で資格を取得できるものを1年かけて勉強しようとしても集中力がもたず、また1年前に覚えたものを継続して記憶しているとは限らないからです。

人間の脳力は「あまり使わない記憶は破棄する」性質があります。

脳は取捨選択がすごく上手なので、たとえ勉強したとしても、1年前の仕事のことは覚えていても、試験勉強のことは忘れているということは十分にあり得ます。

もちろん、1夜漬けは厳禁ですが、長いスパンで勉強をすることは考えず、1~2か月の期間があれば十分です。

個人差はもちろんありますが、運行管理者試験の勉強時間は、50時間(多く見積もっても100時間)あれば合格できると思うので、1日にできる勉強時間から逆算して勉強期間を決めていきましょう。

2.繰り返し反復練習をする

記憶を定着するためには、何度も繰り返し反復練習をすることが重要です。インターネットの体験談を見ても、多くの合格者が「同じ問題集を何度も解いて合格できた」とコメントしています。

2-1.記憶を定着することができる

理由としては、記憶のメカニズムを研究している東京大学の池谷教授も、何度も刻み込んだ記憶は定着すると言っています。なお、記憶を定着させるポイントとしては、

1.学習した翌日に反復練習
2.1から1週間後
3.2から2週間後
4.3から1か月後

最低でもこのくらいの間隔で記憶を定着させるために反復させれば、忘れずに済みます。

この記憶の定着の法則を利用する方法のひとつとして、テキストを5~7分割して、毎日1つずつ行うのもいいですね。そうすれば、1週間でテキスト1冊分を網羅でき、次の1週間では、それぞれ丁度いいタイミングで復習することができます。

これなら、1週間ごとにいつもタイミングよく反復ができるので、自然と記憶を定着させることができるはずですよ。

2-2.問題の傾向がわかる

運行管理者試験に必要な知識を得ることは重要です。しかし、テキストの内容を覚えたからといって、運行管理者試験に必ず合格できるかといえば、残念ながら、答えはNOです。

それは、なぜか―

運行管理者試験だけに限らず、国家試験などの問題は、微妙な言い回しや見落としてしまいがちなひっかけになっているケースが多いからです。

素直に問題を読み「これは間違いない!」と回答した結果、よく読むと一部正解とは異なる表現がされていることもあります。問題の傾向を知るためにも、また、試験独特の表現方法に慣れるためにも、問題集やテキストの反復を行いましょう。

また「運行管理者試験の参考書を活用した勉強法」でも紹介したとおり、問題集は、アウトプットする絶好の機会となり、知識を定着させやすいので、利用したほうが勉強の効率化を図れますよ。

3.ミスノートを作る

模擬問題を解いたとき、不正解だったところがあると思いますが、放置せず、何で不正解だったのか明確にすることが合格への近道になります。

だから、私は模擬問題で間違いが見つかったとき、むしろ「ラッキー」だと感じていました。仮に、わからないのに模擬問題で、偶然、正解したとしても、本番で間違えれば意味はないですし、自己満足で終わるだけです。

そのため、もしも間違いが見つかったら、ノートなどに「何を理解していなかったのか。」「P3の〇〇を再確認」など書いていく作業を行いましょう。そうすると、だんだん、いまの自分の欠点が明確化されていくハズです。

私は間違えたところについて、大きい付箋に詳細を書きながら、ペタペタ貼っていました。そして、すべての問題の合否と間違いの確認が終わったら、最後にA4用紙1枚にまとめて、その日の総括にしていたことを思い出します。

「なぜ?」「どうして?」が明確化されたことで、問題点が改善されたので、モヤモヤは残らず、気持ちよく前に進めてましたね。

いつでも見れるようにする

A4用紙にまとめる作業は、バラバラになった知識をひとつにまとめることができますし、しっかりと理解しないと作成できないので、これだけで知識がしっかりと身についていることを実感できます。

また、私の欠点が詰まったA4用紙は、別途ファイルに保管して、いつでも目を通せるようにしていました^^

この時にふつうの大学ノートではなく、ルーズリーフのようなページの増減ができるものを使うのがおすすめ。

自身が忘れやすい内容であったり、苦手な項目であったりするので、確認のために何度も確認できます。とても心強いノートになってくれるはずです。

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4.細かいタイムリミットを設定する

運行管理者試験の勉強をしている時間は、今までなら、漫画やTVを見たり、睡眠をするなど、リラックスするために使われていたはずですよね。

とくに、会社の要請で勉強をしなければいけない場合、心のどこかで「面倒くさい。」「やってられない。」という気持ちが出てしまいます。

私がまさにそのタイプで、試験勉強をはじめた当初は、モヤモヤがあって勉強の効率がすごく悪かったですね。だから、次のルールを設けて、勉強を行いました。

勉強時間を分割して緊張感を高める

大きな目標を設定したとき、人は挫折しやすいです。

だから、私は勉強時間を「25分作業プラス5分休憩」を1セットにして細切れにしました。ちなみに、この目標と締切をつくる勉強方法は「ポモドーロ・テクニック」と言われています。

「〇分までに終わらなければいけない。」と時間制限を設けて行うと、ノルアドレナリンが分泌されて集中できます。

① P3~P〇(25分作業プラス5分休憩)
② P〇~P◇(25分作業プラス5分休憩)
③ P◇~P▽(25分作業プラス5分休憩)

私は、当時、dretec(ドリテック) 勉強タイマー タイムアップ2 消音 T-58を利用して、迫る時間といつも戦っていましたw

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5.記憶には連想法を活用する

私が実際に使用した記憶しやすい勉強法を紹介します。

この方法は、運行管理者試験だけでなく、記憶が必要な資格試験すべてにおいて、かなり役立ちましたので、みなさんもぜひ利用してみてください。

5-1.置き換え

単独で覚えるのは難しいけれど、覚えなければいけないものをストーリー仕立てにすると、記憶に残りやすいという性質があります。

たとえば、事故報告規則でいう事故の条件で、

自動車が転覆し、転落し、火災(積載物品の火災を含む)を起こし、又は、鉄道車両と衝突し、もしくは、接触したもの。

がありますよね。

この内容について、私は、

「カーレースの結果、自動車が転覆した後、崖から転落して、見事に炎上。なんとか生き残って、九死に一生を得たと思ったら、今度は、電車に追いかけられて衝突されたり、接触される…映画とかでありそうw」

(不謹慎ですが)ドラマや映画のワンシーンに変えて記憶しました。

どうでしょうか?
そのまま覚えようとするより、記憶に残りやすくないですか?

また、ワンシーンを連想させるのもいいですね。たとえば「前照灯(ハイビーム)は100m先を照らすことができる」だったら、

トラックの前照灯をつけていたら、目の前でカール・ルイスが100m走っていた。

とか。(適当ですみません汗)

でも、これで、前照灯100mを忘れなくなった?はずです。

5-2.私生活と無理矢理くっつける

私生活にあるものと無理矢理くっつけて、記憶を定着させるのも面白いです。たとえば、車両等の使用者の義務で…

「②自動車の使用者は、その者の業務に関し、自動車の運転者に対し、次の行為をすることを命じたり、容認してはならない」

・無免許運転
・酒酔い運転
・積載制限違反
・最高速度違反運転
・過労、病気、薬物運転
・車両等の放置
・酒気帯び運転
・無資格運転

このようにあったとしたら、私は職場を思い出します。

・無免許運転 … 新人の加藤くん
・酒酔い運転 … ベテランの田中さん
・積載制限違反 … 荷主の田辺
・最高速度違反運転 … 経理の今永さん
・過労、病気、薬物運転 … 村田所長
・車両等の放置 … 同僚の清水
・酒気帯び運転 … 阿部先輩
・無資格運転 … 丸長常務

実際に、会社の人が違反をしたわけではありませんw
イメージで割り当てました。(スミマセン汗)

あなたも違反内容とイメージが一致する人を割り当ててみましょう。すると、アラ不思議。頭に残ってしまいます。

この記憶法では、「会社関連で覚えている」と覚えていれば、いざというとき、「そうだ!会社関連で覚えたよな。新人の加藤君は無免許運転、ベテランの田中さんは、酒酔い運転…」このようにスラスラと8個すべて言えるようにもなります。

ふつうにひとつひとつ記憶している状態だと「えーと…たしか、無免許運転と酒酔い運転。それと…なんだったかな?」と考える時間が長いことが多いです。それから考えると、かなり効率いいです。

6.集中できる時間帯を利用する

「集中できる時間」に勉強する。
ただ机に向かっているだけではダメです。

脳には【集中できる時間帯】があるので、その時間帯に行うのが効率的な勉強方法のひとつだと言えます。

テレビなどに出演している脳科学者の茂木健一郎氏によれば、朝起きてから3時間は、脳がクリア状態になっているんだとか。

つまり、この時間帯は、知識を受け入れやすいウェルカム状態…いわば、ゴールデンタイムになっています。

7.講師役と生徒役を演じる

…とあるバラエティー番組に出演していたお笑い芸人のロザン宇治原さんは、母親を生徒役・自分が教師役として、先生ごっこをして勉強していたという話をしていました。

仕事でも、なぜか教えている自分のほうが考えがまとまったり、覚えてしまったりしたことがありますよね。アレと同じです。…なので、資格取得のため、勉強するときは、だれかに教える感覚(先生役)で演じてみる。

そして、うまく説明できなければ、もう一回…

このように何度も反復しているうちに、記憶だけでなく「なぜ、その内容が〇〇なのか…?」という細かいところまで理解しやすくなります。そうすると、テストもスムーズにクリアすることができます。

声を出すと効果大

私が学生時代から短期に覚えられる手段として利用していたのが「声に出して読む」でした。

まわりの迷惑にならないように、頭の中にではなく、あえて声に出すことで、その声を聞いて知識が頭に入っていく…という構図です。

それだけでもいいのですが、私の場合、さきほど紹介した「講師役と生徒役を演じる」も組み合わせて勉強していましたね。

まとめ!

限られた時間の中、効率よく勉強するための王道から最近の研究による勉強法まで紹介してきました。

見ていただいてわかるように特別な道具は必要ありません。運行管理者試験の勉強時間を取ることが大変だからこそ、効率よく勉強していきましょう。

▼運行管理試験のおすすめ参考書

▼運行管理者試験の問題集

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