Gマークの更新の案内はがきを無くしてはいけない3つの理由
安全性優良事業所に認定されている事業所で、今年、更新年度に該当しているところは、4月中旬頃に全日本トラック協会から「安全性優良事業所(Gマーク)認定 更新のご案内」と書かれた案内はがきが郵送されてきます。
この案内はがきが来ると、またたくさんの書類を作成しなければいけないのか…と少し憂鬱にもなるのですが、意外とこの案内はがきの重要性を知らずにポイッと破棄してしまう事業所もあるので気を付けてくださいね。
絶対に破棄したらダメですよ。
ちなみに、案内はがきが届いたにもかかわらず、更新をしなかった場合は、Gマークの有効期間は、その年の12月31日まで。翌年にはGマークを失効してしまうので気を付けてくださいね。
1.なぜ案内はがきが重要なのか?
「安全性優良事業所(Gマーク)認定 更新のご案内」の案内はがきには、重要な情報がたくさん書かれています。その情報は、更新作業をするうえで欠かせない情報ばかりなのです。
それでは、その重要な情報とはどのようなものでしょうか?
- 今回の更新で利用できる更新方式
- Gマークの認定番号
- ログインID・パスワード(WEB申請に限る)
この3つはとくに重要です。
逆に言えば、この①~③の情報がなければ、更新作業はスムーズにいきません。では、どのようなときに、この3つの情報をどのようなとき使うのでしょうか?
2.今回、利用できる更新方式がわかる
Gマークの更新申請は、通常申請(A方式)、特例申請(B・C・D・E方式)の中から1つ選択して行うことになっています。
ちなみに、5つの中から好きな方式を選んで申請できるわけではありません。全ト協が定めたルールに沿って、どの申請方式が選択することができるのか決まるのです。
一応、そのルールは全ト協が発行している「貨物自動車運送事業安全性評価事業 申請案内」にも書かれてはいるのですが、説明するのが面倒くさいのでルールについては省きます。
つまり、案内はがきには、今回、申請方式(A・B・C・D・E)のうち、あなたの事業所がどの申請方式を選択できるのか書かれているというわけなんですね。
(案内はがきの記載例)
今回利用できる更新方式 更新A方式・B方式・C方式から選択して評価を受けることになります。 |
このように書かれています。
…といっても、パターンは全部で3つ
Aのみ
A・B・Cの中から1つ
A・D・Eの中から1つ
になります。
…なので、今回、あなたの事業所がどの方式を選べるのか、かならず確認しておきましょう。
3.Gマークの認定番号
Gマークの認定番号は、全ト協が管理している番号になります。Gマークの更新申請のとき、この認定番号を使用することもありますので必ずチェックしておきましょう。
ちなみに認定番号はどのようなものかというと…
(例)
2909999(2)
というように9桁の番号(数字)で書かれているはずです。
4.ログインID・パスワード
Gマークの更新申請では、申請書を作成しなければいけないのですが、
①WEBで作成
②手書きで作成
いずれか選択することができます。
なお、「②手書き」を選択した場合、1000円の手数料が必要になりますので、最近では、どの事業所も「①WEBで作成」(全ト協のHPにある「Web申請書作成システム」(手数料0円))で申請用紙を作成しています。
「WEB申請書作成システム」で申請書を作成するためには、案内に書かれてあるID・パスワードが必須になので、案内はがきが欠かせないというわけなんですね。
5.案内はがきを紛失したらどうすればいいの?
もしも、案内はがきを紛失してしまったら、どうすればいいのでしょうか?答えは簡単です。
まずは、必死に探す。
これです笑
それでも、どうしても案内はがきが見つからない場合は、更新する事業所が所属している都道府県トラック協会に電話しましょう。そうすれば、詳しい情報を教えてくれますよ。
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