【現役!トレーラー歴10年】トラガールになったきっかけとその仕事内容とは?

現在、週2回程度で関東⇔関西をトレーラーで往復しているチカさんから、トラック運転手で働くきっかけとその仕事内容について体験談をいただきました。

チカさんのトレーラー乗務歴は、10年近くになります。

最初は、もっと小さなトラックに乗って地元で配送をしていたそうなのですが、ひょんなことから、トラックの最高峰であるトレーラーに乗ることになったそうです。

今回は、チカさんがトラックに乗務した”きっかけ”と、これからトラガールになる人に向けてお話を聞いてきたので、トラガールに興味を持っている女性は参考にしてくださいね。

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1.きっかけはトラック運転手(旦那さん)との出会い

私は、学校を卒業した後、某ショッピングセンターの倉庫でバイトをしていました。そこでトラックの運転手さん(今の旦那)に声をかけられたのがきっかけでした。

車が好きだったことが影響したのか、トラックの誘導の仕方や車内設備に詳しかったので、旦那の目にとまったようです。

また、当時の私は、

  • お金が欲しくて他の職場を探していた
  • 毎日のルーティンワークに飽きつつあった
  • そろそろ転職したいなと考えていた

こともあって、旦那に誘われて運送会社に勤めることになりました。

2. トラック運転手のイメージは悪かった

トラック運転手は「3K」と思っていたので最初は拒否したのですが、それはイメージだけでした。

運がよかったことに、私が誘われた運送会社の女子トイレは清潔で、洗面台も設置されていました。さらに男女別のお風呂や仮眠室も装備されていたのです。

私が抱いていたイメージとかけ離れていたので、旦那に聞くと「最近は人手不足で女性でも積極的に採用している。」「昔のような3Kではない!」と反論されたことを思い出します。

女性でも”働きやすい職場づくり”を率先していたことに安心して入社を決めたわけですが、入社後も「最近の運送屋さんは昔とは違っている」ことを実感しています。

3.入社時の私の仕事

今でこそ、トレーラーで長距離輸送をしていますが、最初は誰でも小さなトラック、2トン~4トン程度の車両からスタートします。

走行距離も1日100キロ程度。「1日数10か所をまわり、荷物の配達と回収をする」といったオーソドックスな内容でした。

参考までに、1年目の私のスケジュールを掲載しておきます。

【1日のスケジュール(主に早番勤務)】

午前 2時出勤~点呼~運行前点検
荷物積み込み
午前 3時アルコールチェック後、出発。
↓この間約20か所配達
午前 10時一旦休憩、会社へ連絡。
荷物があれば会社へ戻る。なければそのまま配達。
午前 11時再度出発
↓この間約10か所程度配達
午後 13時会社へ戻る
日誌作成
明日の予定確認
帰宅
繁忙期は積み込み

このようなスケジュールで働いていました。

最初は、トラックの運転や配達先への挨拶などでかなり緊張しますがすぐに慣れました。

運送会社は私が働きやすいように、

  • 「変な配達先は外してもらう」
  • 「できる限りカレンダー通りに休ませてもらう」
  • 「荷物はカゴ車で」

といった感じで気を遣ってくれたからだと思います。

4.運送会社のメリット・デメリット

私は、もともと倉庫でバイトしていたので、運送業界のことはある程度知っていました。

ですが、これから入社される、また希望されている多くの女性は、運送業界と他の業界の違いを知りたいのではないかと思います。

■運送会社に入社して良かったこと

私が運送会社に入社して良かったことはたくさんありますが、その中でも特に感じたことをまとめましたので紹介します。

◇1人の時間が多いこと

運転中は、ひとりの時間です。好きな音楽を聴くもよし、ラジオを聴くもよしです。時間があまれば、買い物なども可能です。他人と接するのが苦手だった私にとっては天国のようでした。

◇社会インフラを支えている誇りができること

物流は社会の血液といわれています。しんどいこともありましたが、荷物を運んでいることで社会を支えているという誇りが自分の中に生まれます。

◇お給料がよかったこと

頑張れば頑張るだけお給料が増えます。歩合制だったので。やはり他の業界よりはよかったので、おいしいものを遠慮なく食べることができます。

◇仲間がたくさんできたこと

トラックドライバーは横のつながりが強いです。特に、私たち女性ドライバーの横のつながりはかなり強く、困ったときなどは助けあって仕事をしていました。その子たちと、仕事以外でつきあえたのがグッドです。

■運送会社でつらかっこと

運送業界はかなり特殊な業種ですので、業界になれるまではつらかったです。

◇繁忙期と閑散期でかなり仕事量に差が出る

荷物は、どうしても季節によって物量が変化します。多い時と少ない時の差が激しく、忙しいときはそれこそご飯を食べる暇もない、といった感じです。

また交通渋滞など、外的要因により時間が読みにくく、大幅な残業が発生するときもあります。慣れるまでは、体調管理で苦労しました。

◇人の入れ替わりが激しい

人の入れ替わりが激しいので、急に辞める人が発生してその穴埋めなどが結構あります。ただ、当然、その分、給与アップするのですが、勤務時間の変動が大きく、体力的にしんどいときがあります。

◇悪天候でも運転しないといけなかった

社会インフラを支えているので、台風や豪雨また積雪などとは関係なく運転しないといけないのがつらいですね。また、眠気との闘い・女性特有の体調の問題もあり、つらいと感じた時もありました。

5.求人の見つけ方

運送業界は長い間、男性中心でありました。ただ最近では、女性ドライバーの活躍も目立っていて、女性向けの求人も多いです。

ただ全体の割合から比較するとまたまだ少なく、良い女性ドライバー求人をみつけるには少しコツがいります。

◇トラックの所有台数の多い会社

トラックの所有台数が多い会社は、それだけ従業員が多く、自然と女性求人も多い傾向にあります。

また、所有台数と事業規模は正比例する傾向にありますので、経営も安定しているところが多く、安心して働くことができます。

◇求人写真のトラックがきれいな会社、女性ドライバーが掲載されている会社

トラックが綺麗な会社は、車両のメンテナンスができる資金力や教育などが行き届いているところがほとんどです。

さらに、女性ドライバーが掲載されている会社は、実際に女性ドライバーも多い傾向にあります。それだけ女性が働きやすい職場の証です。

■これからトラックドライバーを目指す女性へのアドバイス

これからトラックドライバーを目指す女性が気になると思われる点について、まとめてみました。

◇セクハラや、いじめなどはないのでしようか?

私の知る限りでは聞いたことはありません。

今、ハラスメントは社会的に問題になりますし、トラックドライバーが不足していますので、いじめやハラスメントで退職されると会社としては困ります。

多くの会社では、相談窓口も設けられていますし、たいがいは何かあっても解決してくれます。ちなみに配送先や、倉庫などではどちらかというと女性ドライバーに対してはみなさん優しいことが多いです。

良い駐車場所を譲ってもらったり、配送先で迷って入れば案内をしてくれたりと、多方面で多くの方から助けをもらえることが多いです。女性ドライバーの特権ですね。

◇乗用車しか運転したことのない私に、運転ができるのでしょうか?

少しセンスと練習はいりますが、2トン程度まででしたら誰でもすぐにできるようになると思います。

私は、軽自動車⇒2トン車⇒4トン車⇒10トン⇒トレーラーという感じで、少しずつ大きなトラックに乗ってきました。

また最近では、会社の敷地で練習をさせてくれるところも多いので安心です。車幅感覚、特に高さ感覚をつかむのに苦労しますがこれも慣れの問題です。

研修の時に、先輩が注意点を教えてくれますので、安心です。運転席が高いので、乗用車と比較し、安定した走行ができますし、乗り心地もよいので慣れてくると「トラックの方がいいかも?」と思うこともあります。

◇仕事はきつくないでしょうか?

きついか、きつくないかは考え方しだいと思います。

確かに体力的にはきついことも多いですが、なにより他人に気遣う仕事ではありませんし、ノルマなどもないので精神的にとても楽です。

また、仕事はある程度、定型化しますので、体のリズムができてしまえば問題なく仕事ができます。体力的な疲労は、寝てしまえばとれますので心配することはないです。

まとめ

通販の普及による荷物の増加、現役運転手の大量退職など、複数の要因でトラックドライバーは不足しています。

運送会社も女性ドライバーを増やそうと様々な工夫をしています。チェレンジ精神のある方は目指してみてはいかがでしょうか?

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