運転日報に集貨地点・荷役作業等の記載が追加!

物流新聞などに「貨物自動車運送事業輸送安全規則の一部改正」に伴い、運転日報に新たに記載しなければいけない項目が増える(予定)であることが書かれていたので、ビックリした人も多いのではないでしょうか?

いまでも運転日報を書くとき、「出発・到着地点、時刻」や「休憩時間・地点」など、書かなければいけないことが多く、乗務員にいかにしてきちんと書いてもらえるようにするため、日々、大変苦労していることだと思います。

では、今回の改正はどのような内容なのか、さっそく見ていきましょう。

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1.改正の内容は?

新聞等にはすでに報道されていますが、まだインターネット上ではそこまで情報が流れていません。ですが、じつは、国土交通省自動車局貨物課より、パブリックコメントが出され、ある程度、どのように改正されるのか知ることができます。

パブリックコメントとは?
行政機関が規制の設定や改廃をするとき、原案を公表し、国民の意見を求め、それを考慮して決定する制度。1999年(平成11)から全省庁に適用された。

(出典元:大辞林 第三版)

いまは、決まった原案をもとに一般の意見を求めている段階ですが、パブリックコメントから内容が覆るようなケースはほとんどないため、ほぼ決まりといえます。では、その内容とは、どのようなものなのでしょうか?

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2.集貨地点等・荷役作業(積込みor取卸し又は附帯業務)の記載が加わる

運転日報に新たな記載をしなければいけないといっても全車対象となるわけではありません。荷主都合30分以上待機時間がある場合の記載と同じように「車両総重量が8トン以上又は最大積載量が5トン以上の車両に乗務した場合に限る。」と範囲を限定しています。

いわゆる大型車については、運転日報に記載しなければいけない内容が増えたのですが、その内容は次のとおりになります。

① 集貨地点等
② 荷役作業等の内容並びに開始及び終了の日時
③ 荷主が①及び②の事項について確認した場合にあっては、その旨
④ ①及び②の事項について荷主の確認が得られなかった場合にあっては、その旨
※荷役作業を行った場合、荷主との契約書に実施した荷役作業等の全てが明記されている場合は、荷役作業等に要した時間が1時間以上である場合に限る。

以上のとおりとなっています。

なお、この法律の公布は4月~5月を予定しており、6月には施行されるということになっています。

3.パブリックコメント掲載先及び書類ダウンロード先

パブリックコメント掲載先は、こちら

パブリックコメント掲載先で「意見提出」欄もあるので、いまなら思いをぶつけることができますw

なお、今回の改正の詳細文書については、意見公募要領(提出先を含む)、命令等の案の別紙概要に書かれていますので、参考にしてみるといいですよ。意見が集約されるとQ&Aなども公表されると思うので、今後、追記というカタチでわかりやすいように紹介できればと思っています。

まとめ!

大型車が対象とはいえ、乗務員に運転日報をより詳細に書くよう指示するのは至難の業です。とくにいまは乗務員不足もあってなかなか強く教育できないなか、運送会社の管理者は苦労させられそうです。また、デジタコも法が改正したことが手書きで追記しなければいけなくなるなど、運送会社の負担もかなり増えそうです。

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