忘れてない?初任運転者に対する特別な指導!教育記録簿のダウンロード先も紹介!

いままで中小零細企業である運送会社が新規雇用をするときには、経験者を中心に雇用しているところがほとんどでしたが、最近は、人材確保するために、緑ナンバー未経験の乗務員を雇う運送会社も出てきました。

 

私の知り合いの運送会社の社長は、自身の母校の部活の顧問のところまで挨拶にいき、「ぜひ、ドライバーとして頑張ってくれる人材をお願いしたい。」と頭を下げに行っているそうです。

 

いままで未経験者を雇い入れることがなかったため、どのような教育をすればいいのかわからないという人もいるかと思いますが、今回、「初任運転者に対する特別な指導」についてまとめてみましたので、参考までに見てくださいね。

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1.新たに雇用した乗務員には2パターンある!

新たに乗務員を雇用した場合、すべて同じ教育をすればいいというわけにはいきません。他の運送会社で頑張ってきたベテラン乗務員と今から運送業界にチャレンジする未経験者では、法律上扱いが違うんですね。

 

では、どのような違いがあるのでしょうか?

 

法律上は、次のような表現を用いて分けています。

(1)初任運転者
… 例)未経験者・3年以上ブランクがある運転者

(2)その他雇い入れた運転者
… 例)最近(3年以内)まで他の運送会社で乗務員をしていた。

 

では、彼らにはどのような教育をすればいいのでしょうか?

2.適性診断はどうすればいいの?

じつは、ベテラン乗務員であろうが、未経験であろうが、新たに入社してきた場合は、まずは事故歴を把握するために運転記録証明書を取得することになります。

 

その運転記録証明書の結果や年齢などを見て、自動車事故対策機構等が行っている適性診断(特定診断、適齢診断、初任診断等)を受診しなければいけません。

 

たいていの乗務員は初任診断が対象になるので、初任診断を受診することを前提にお話ししていきますが、10年、20年と長い間、トラックの運転手として頑張ったベテランでも転職したら、適性診断は受けなければいけないんですね。

 

…ただ、「初任診断を受診して退職!再就職したら、また初任診断を受けろと言われた!」でも紹介しているように例外があります。

 

初任診断の受診結果は3年間の有効期間がありますので、たとえ、別法人に転職したとしても、控えがあれば(または再発行【100円】)改めて受診する必要はないので、乗務員が提出してきたら、それを運転者台帳と一緒に記録保存するだけでOKです。

 

ちなみに、これは自動車事故対策機構のHPなどには掲載されていないシークレット(?)な内容ですwただし、再発行の手続きは、個人情報保護のため、当の本人しかできないのであしからず。

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3.特別な指導の内容(初任運転者のみ)

ベテランである乗務員は特別な指導を行わなくてもいいのですが、未経験・3年以上ブランクのある運転者は「初任運転者に対する特別な指導」を行わなければいけません。

 

…で、肝心の指導内容についてなのですが、かんたんに言ってしまえば、適性診断の結果を踏まえて、指導・監督の内容を座学及び実車(積載方法、日常点検及び車高等のトラックの構造上の特性)を用いて実施してください…となっています。

 

ちなみに、この教育の内容なのですが、平成29年3月12日施行により、教育が5項目(6時間)から、12項目(15時間以上)+安全運転の添乗教育(20時間以上)となんともハードな内容になっています。

(出典元:全ト協「指導・監督指針改正のポイント」)

4.特別な指導の様式はどこでダウンロードしたらいいの?

初任運転者に対して特別な指導を行った後は、記録簿にきちんと記載して3年間保存しなくてはいけません。では、記録様式はどこでダウンロードしたらいいのでしょうか?

 

今回はおすすめのダウンロード先を紹介します。

(1)山口県トラック協会

全ト協の様式がダウンロードできるだけでなく記入例もあるため、どのように記載すればいいのか、とてもわかりやすいです。PDFとWORD版があるので、好きな方を選択できるのもいいですね。

⇒ダウンロード先

(1)(2)広島県トラック協会

全ト協の様式ではなく、独自に作成した様式を公開しているようです。様式もEXCEL版を公開しているので、word、PDFが苦手な人は広島県トラック協会でダウンロードするのがおすすめです。

⇒ダウンロード先

まとめ

いままで使用していなかった事業所も多く、何をしていいのかわからない…と感じるかもしれませんが、まずは様式を手に入れて、その手順にそって教育をしていきましょう。教育を行ったら、運転者台帳と一緒に記録保存しておくといいですよ。

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