事故防止対策マニュアルの作成法の徹底攻略

Gマークの書類作成は進んでいますか?

本日は、Gマークの評価項目Ⅲの「自認事項1.事故防止対策マニュアル等を活用しているか」の作成方法について説明していきますが、まず知っていただきたいのは、この自認事項は落としてはダメということです。

「輸送安全に係るマニュアル」のコピーを添付するだけで加点されるので、他の項目と比べて難易度は低いです。つまり、この項目で落としてしまっては、合格率はガクッと落ちてしまうのは間違いないでしょう。

だからこそ、慎重にマニュアルを選択して得点してもらえるように準備していきましょう。

Sponsored link

1.マニュアルの条件は?

00006

(出典元:全ト協「Gマーク申請書」)

この自認事項の配点は「1点か2点」どちらかが加点されます。
もちろん配点1点で満足してはいけません。確実に2点満点を取りにいきましょう。

ただ、気になるのはどのようなマニュアルを添付すれば2点加点されるかということですよね。まずは、2点加点されるマニュアルの種類はどのようなものか?について、確認してみましょう。

2点取得できるマニュアルの内容は【具体的事例】に書かれています。

00007(出典元:全ト協「Gマーク申請書」)

この条件をクリアすれば、この自認項目で2点が加点されることになります。
それでは、2点加点されるための条件について詳細を紹介していきます。

ポイント1.イラストや写真・具体的内容

①従業員がわかりやすいようにイラスト写真がたくさん入っていること。
②わかりやすいように具体的内容が盛りだくさんであること

…が条件なんですね。

小難しく、文字だけならべたようなマニュアルではダメだということです。

自社にマニュアルがある場合、①イラストや写真がたくさん入っているのか、②具体的内容で書かれているのか、をかならず確認してくださいね。

ポイント2.マニュアルの中身はどうしたらいい?

次はマニュアルの中身です。
あらためて具体的事例を確認してみましょう。

00007

マニュアルの内容一覧を見ると、公道を走行したときの輸送の安全に関する内容が多いことに気がつきます。

除外事項にも書いてありますが、運送会社の安全会議では、構内作業や荷役作業も議題にあがりやすいのです。ですが、輸送安全関係ではなく労災に関することなので、残念ながら、構内作業や荷役作業に関する内容は、Gマーク評価の対象外として扱われていますので注意しましょう。

なお、マニュアルはコピーして提出すると思いますが、表紙やメニューだけコピーするなどしても加点の対象外になるので気をつける必要があります。

※マニュアルの内容はすべてA4コピー。かなりの枚数を準備することになります。

Sponsored link

3.マニュアルがないときはどうするの?

Gマークを検討している。
けれど輸送安全に係るマニュアルがない…。

大手の運送会社以外は、自社独自の輸送安全に関するマニュアルを持っていないことが多いです。
だから、マニュアルを準備したくてもできないと迷いますよね。

けれど、この項目では、自社独自のマニュアルを作成しなくても市販のものでもOKということになってます。だから、全日本トラック協会が配布している安全対策マニュアルでも問題ないということになります。

4.全ト協で使える安全対策マニュアルとは?

そこで、この自認項目で使用できる全ト協の安全対策マニュアルについて紹介していきます。

研修テキスト・トラックドライバーの心構え

↓のテキストは全日本トラック協会のHPからダウンロードできる冊子です。

(表紙)

00008

(中身)

00010

中身を見て気がついたと思いますが、図解(イラスト)でわかりやすい内容になっていますよね。しかも、乗務員にわかりやすいように具体的内容が記載されています。

私がGマーク申請するときも、全ト協のマニュアルを利用して、2点加点してもらってます。
みなさんも自社にマニュアルがないというときは、全ト協マニュアルを活用してみると確実ですよ。

もちろん、マニュアルは複数つけてもいいので、不安な場合、自社のマニュアルを一緒につけておけば問題ないです。

5.マニュアルの入手法とは?

では、どこでマニュアルを手に入れればいいのでしょうか?

じつは、各県トラック協会に電話すれば、現物が手に入ります。
(予算の関係上、冊子の印刷は廃止したようです。)

けれど、すぐにでも手に入れたいのであれば、全ト協ホームページでPDFバージョンが手に入ります。

「え…?本当?全ト協のホームページを見てもわからなかったけど…」と感じている人も多いはず。じつは全ト協HPに行っても冊子がどこで公開しているのかわかりにくいです。じっさいに私もはじめはどこで公開しているのか、よくわかりませんでした。そこで全ト協から刊行物を手に入れる方法を紹介しますね。

全日本トラック協会のホームページ(http://www.jta.or.jp/)に訪問します。

00011

上のメニューを見ると「会員の皆様へ」があるのでクリックします。
すると…こんどは左のメニュー欄に「主な刊行物」というメニューが出てくるはずです。00012

この「主な刊行物」をクリックすると…

00013

はい、ありました。
これをダウンロードすれば、自認項目①はクリアできますよ^^

6.印刷物の添付方法

印刷はA4に統一しておくことが重要です。
表紙やメニューだけではダメ。すべて印刷しなければいけません。

なお、印刷方法ですが”両面印刷”でもOKなんです。
さらにA4一枚の中に2ページ表示できるのであればそれでも問題ありません。

紙が勿体ないので、工夫しながら提出しちゃいましょう。

まとめ

Gマークの申請案内を見るとわかりにくいのですが、かならずしも自社の事故防止対策マニュアルを添付する必要はありません。全ト協のHPなどで配布されているテキストなどを使えば加点される項目なので、あきらめずに必ず添付するようにしましょう。

【運輸業専門の行政書士・一覧】
>九州地区(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄)



関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ピックアップ記事

  1. 登録されている記事はございません。

おすすめ記事

  1. 「そもそも、事業実績報告書って何?」と思っている事業所もあると思います。 簡単に言えば【事業実…
  2. 有限会社とか株式会社などの法人であって、役員(代表取締役、取締役、監査役)または代表社員(合資会社)…
  3. トラックの連続運転の時間はどのくらい? その後、休憩はどのくらい取ればいいの? このような…
  4. 一般貨物運送事業者には、2年に1回くらいのペースでトラック協会職員(適性化事業実施機関の指導員)が巡…

お知らせ

登録されているお知らせはございません。

プレスリリース

登録されているプレスリリースはございません。

ページ上部へ戻る
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.