ひとりの運行管理者が24時間勤務していることが現実的にできないですよね。

 

 

だから営業所内で運行管理者の指揮監督のもと一定の条件を満たせば、補助者として選任することができます。でも、補助者といってもどのような業務をすることができるのでしょうか?

 

 

まとめてみましたので、紹介していきます。

Sponsored link

運行管理者補助者の条件

運行管理者の補助者を選任する場合、次のことに留意しておかなければいけません。

 

① 補助者の資格要件をクリアしている(aかbどちらかに該当すれば可)

a.運行管理者資格者証を取得している

b.運行管理者基礎講習を受講している

② 補助者の地位と職務権限が運行管理規定等で明確にされている

③ 補助者の選任数は、運行管理の業務量を十分考慮した数である

 

補助者資格取得の有無の確認と規定への明記は忘れずにしておきましょう。

 

(その他)

⇒「派遣社員は運行管理者や補助者に選任できるの?

Sponsored link

運行管理者補助者は兼務しても大丈夫?

運行管理者の補助者は選任されている営業所の補助業務に支障を生じない場合に限り、同一事業者の他営業所補助者を兼務できます。

 

 

ただし、各営業所において運行管理業務が適切にできるように運行管理規程に規定しておくことが必要になってきます。

例)

① A営業所 補助者  B営業所 補助者   ・・・兼務○

 

② A営業所 補助者  B営業所 運行管理者 ・・・兼務×

※運行管理者に選任されると他の営業所の補助者にはなれない。

 

運行管理者補助者の業務

運行管理者の補助者ができる業務は次の通りです。

① 点呼の一部

選任運行管理者が行う点呼は、点呼を行うべき総回数の少なくとも3分の1以上でなければならない。つまり、総回数の3分の2を補助者が点呼執行しても可能になります。

② 運行指示書にかかわる資料作成および運転者への伝達行為

点呼は特に回数に注意しなくてはいけません。

 

 

簡単にいえば「運行管理者が業務を放棄してはダメ。忙しいのはわかるけれど、最低でも全体の3分の1以上は点呼執行してね。」という意味になります。

 

 

根拠等については、また後日紹介していきますね。

 

運行管理者に報告すべき内容

補助者が行う業務は、あくまでも運行管理者の指導及び監督のもとおこなわれるもの。だから、運行管理者に報告しなければいけない事案も当然発生してくるというわけなんです。

 

 

その際は、

運行の可否の決定等について指示を受ける ⇒ その結果に基づき各運転者に指示をする

この流れをすることが大事になってきます。

<運行管理者の指示を受けなければいけないもの>

① 運転者が酒気帯び状態である

② 疾病、疲労、その他の理由により安全運転できない

③ 無免許運転、大型自動車等無資格運転

④ 過積載運行

⑤ 最高速度違反行為

Sponsored link