(Gマーク)運行記録証明書の対応の仕方はどうしたらいい?

Gマークの評価要件のひとつである「Ⅲ安全性に対する取組の積極性」の自認事項8 「定期的に運転記録証明書を取り寄せ、事故・違反の実態を把握しているか」がありますよね。

先に言っておきます。

Gマークを認定されるためには、この項目は”絶対に落とすことはできません”

もしも、この項目で加点されなければ、Gマークの認定はかなり難しいものになります。厳しい言い方をすれば落ちる確率が格段に上がってしまうのです。(もしくは別の項目でカバーするために苦労する羽目になります。)

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1.事前に準備すれば簡単に加点される

自認事項8の「運転記録証明書」を逃してはいけない理由は主に3つあります。

① 申請1か月前など直前の時期でも手続きさえすれば簡単に点数が手に入る
② 配点が2点ある
③ 県によっては、助成金で無料の取得ができる
※所属の県ト協に確認してください。

他の項目は、加点される条件が厳しいです。

Gマーク認定の条件に合った会議の議事録や資料集めをしてすべてコピーする。経験した担当者ならわかると思いますが準備がすごく大変です。

しかし、この運転記録証明書は違います。

事前に取得することを忘れなければ、かならず加点される美味しい項目なのです。

簡単・確実に加点される=落としたくない

このような心理になるのは当然ですよね。

「Ⅲ安全性に対する取組の積極性」で落ちる事業所が多い

Gマークを申請しても不合格になってしまうケースのほとんどが「Ⅲ安全性に対する取組の積極性」で基準点(合格点)を満たすことができない…パターンです。

「Ⅲ安全性に対する取組の積極性」は、21点満点中12点以上、取らなければいけない評価項目になるのですが、評価項目の中には、ふつうの運送会社が取得していないようなISOや表彰などが評価対象になっていたりするのです。

すると、どうなるのかというと―

表面的には、Gマークの評価では21点満点中…です。

しかし、運送会社によっては、ISOを認証されていないので、Gマークの書類を作成する前から、実質、19点とか20点満点で勝負しなければいけないのです。

それでも基準点12点は変わりません。
つまり、他項目でカバーしなければいけないのですね。

事前に準備さえすれば加点される「運転記録証明書」を取得していない(できない)と、Gマーク認定の難易度が一気に変わると言われているのはこのためです。

運転記録証明書は、絶対に取り忘れがないようにしておきましょう。

2.運転記録証明書を取得するだけで加点される

この自認項目の名称を見てみると…

【定期的に「運転記録証明書」を取り寄せ、事故・違反実態を把握して、個別指導に活用している。】となっています。

そのため、ひとつの誤解が生じます。
タイトルのとおりに解釈してしまうと、

運転記録証明書を取得したのち、何かしらの個別指導を行い、かつ 教育記録を残さなければいけない。

と判断してしまうのです。

けれど、実際は、運転記録証明書を取得した後、個別指導に活用した指導記録を書類として提出することはありません。

証明書を取得して添付するだけ!

運転記録証明書の提出方法はシンプルです。

運転記録証明書を取得した後、コピーしたものを添付する。

これだけでいいのです。

もちろん、古すぎる運転記録証明書は評価の対象外ですし、取得する人数など条件がありますが、条件に合った運転記録証明書のコピーを取って申請ファイルに綴じる―

それで2点加点は確実です。

3.運転記録証明書とは?

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では、取得方法について紹介していきます。

運転記録証明書はどこで発行されるの?入手方法について解説」でも解説していますが、運転記録証明書は、自動車安全センターで取得することができます。

なお、運転記録証明書は、どのような書面かというと↑のサンプルのように、信号無視や速度超過など、交通違反、交通事故、運転免許の行政処分の記録がズラッと一覧で出てくる書面になります。

乗務員の立場からしてみれば見られなくない書面ですね^^;

ちなみに、雇い入れて初めて運転する前に「運転記録証明書」取得することが義務化されているので、過去、取得した経験がある運送会社は殆どではないでしょうか。

発行までの期間に注意!

Gマークの申請において気を付けておきたいのは、申請してから郵送されるまでの期間が、郵送申請だと1週間から10日くらいかかることです。

たとえ、直接、自動車運転センターに足を運び、窓口申請をしたとしても、運転記録証明書はその場で発行されることはありません。

窓口で受理した後、後日、郵送にて発行になるので、時間に余裕をもって対応しておきましょう。

4.運転記録証明書の取得方法は?

トラック協会では運転記録証明書の取得をするとき助成してくれます。

もしも、あなたの運送会社がトラック協会の会員事業所であれば、まずはトラック協会HPを見て、どのような手続きをすれば対応してもらえるのか確認しておきましょう。

私の県では、運転記録証明書の取得については、取得の手数料を全額助成してもらえました。手続きもトラック協会の申請書を使用するだけ。自動車安全センターからトラック協会へ請求が行くようで、取得後はとくに手続きは必要なかったです。

個人情報が厳しいので、乗務員それぞれが申請しなければいけないと思っていましたが、委任状にサインがあれば、運送会社が乗務員の運転記録証明書を取得することができるので、とても簡単に手続きが済みました。

なお、過去の違反歴「1年・3年・5年」と選択できるのですが「3年・5年」のどちらかを選ぶ必要があります。

トラック協会に加入していない運送会社が運転記録証明書を取得するには、こちらのページ(自動車安全センターHP)に行くと振り込み方法などが紹介されていますが、1名あたり670円の料金がかかってしまいます。

5.提出書類は?

この項目での提出書類は、申請案内にも書かれているように、2種類の書類を準備する必要があります。

①チェックリスト
※申請案内の様式をコピーする。もしくは全ト協のHPでダウンロード
②運転記録証明書の写し
※条件を満たした内容を人数分用意する。

会議や研修会の取り組み状況の項目に比べると、かなり提出する書類は少なめです。

6.条件と必要な枚数は?

判断基準は①~③まであります。

この中でいちばん取り組みやすい項目が①になります。①の項目は「過去1年間に運転記録証明書を選任運転者の3割以上準備すればいい」ことになります。

つまり、10名選任運転者がいたら、3名分あればいいんですね。
(11名選任運転者がいたとき、3名分では×)

【POINT】
運転者台帳に記載している乗務員数11名で、運転記録証明書3名分取得だと割合は27%になります。四捨五入すると3割だと思いますが、あくまでも3割以上なので四捨五入での繰り上げは認められません。

なお、運転記録証明書は、過去の違反歴を「1年・3年・5年」の選択肢から選ぶわけですが、評価対象になるのは、過去違反歴3年と5年のものになりますので、気を付けておきましょう。

感覚的には、乗務員3名いたら1名は取得しなければいけないくらいに考えると間違いないです。

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7.運転記録証明書の提出方法

運転記録証明書を取得したら、次に↓の①~③をしてください。

① 運転記録証明書をそれぞれコピーする
② 乗務員名のところにマーカーをつける
③ 取得年月日と記録年数に問題がないか確認する

これらの作業を忘れると加点されないので気を付けてくださいね。↓にサンプルもあります。参考にしてくださいね。

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いかがでしょうか。
これで、2点は確実にゲットできますよ^^

8.注意点

安全運転センターでは、無事故・無違反証明書や運転記録証明書を発行しています。この2つは加点対象になるのですが、残念ながら、累積点数等証明書は加点の対象にはなりません。

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