健康診断は退職予定者にも必要?法的義務と実務対応のポイント
健康診断は労働者の健康を守るだけでなく、企業が従業員の健康状態を把握し、安全な労働環境を提供するために重要な役割を果たします。 しかし、退職が決まっている従業員に対して健康診断を実施する必要があるのか疑問に思う企業も多い...
健康診断は労働者の健康を守るだけでなく、企業が従業員の健康状態を把握し、安全な労働環境を提供するために重要な役割を果たします。 しかし、退職が決まっている従業員に対して健康診断を実施する必要があるのか疑問に思う企業も多い...
会社で働いている人が、病気やけがで長いお休みをしなければならないことがあります。 これは会社にとっても大変なことですが、その人をすぐに辞めさせることはできません。 日本の法律は、”働く人たちを守るために決まり”を作ってい...
会社で働く人たちが守るべきルールをまとめたものを「就業規則」といいます。これは、会社と働く人のルールをはっきりさせるために作られています。 でも、この就業規則を作ったり変えたりするとき、働く人の意見をどれくらい聞くべきな...
「フェリー利用を検討しているけれどよくわからない」 「運行管理者試験で出題されているけれど理解できない」 「ひょっとしたら、違反しているかもしれない」 拘束時間を少しでも軽減するためにフェリーを使用している・検討している...
トラック運送会社を運営していくうえで「乗務員に受診させなければいけない健康診断とはどのようなものか、よくわからない。」という担当者もいるのではないでしょうか。 そこで、今回は「トラック運送会社が意識すべき健康診断」を解説...
巡回指導で確認される書類のひとつに36協定があります。 正式名称は【時間外労働及び休日労働に関する協定書】と言われるものですが、どうやら労働基準法第36条に基づく労使協定のため、一般的には「36協定」と言われているようで...
「休憩はいらないから、早く帰りたい。」「休憩にすることがないから、仕事をしたい。」 運送会社としては、乗務員に対して休憩時間を取るように指示しているけれど、休憩はそこそこにすぐに業務を行って、早く帰ろうとする従業員ってい...
出勤簿の記載方法に迷ったことはないでしょうか? 「…?出勤したら印鑑押すだけじゃないか。迷うことはないだろ?」と思った方もいるかもしれませんが、仮に深夜勤務があるときにはどうしていいかわからなくなります。 次の例を見て下...
トラック運送事業を行うには【乗務員】が必要不可欠です。 そして、荷主から運賃をもらう以上、安心・安全な輸送を提供しなければいけません。…なので「トラックを運転する免許は持っている。」だけではなく、一定の条件に当てはまる人...
拘束時間の解釈については、社内で認識のズレが生じてしまうことがけっこうあるようです。当運営部にも、何度か担当者同士で話し合いをした結果、答えが出ず、最終的に当方に質問をしてくる事業所もあるくらいです。 さて、これから紹介...
すでに36協定を届出したけれど、業務の都合で協定に書いた内容を変更しなければいけなくなったとき、協定の対象期間の途中でも改めて締結していいのかどうか質問がありました。 36協定は最大1年間の締結期間なので、すぐに新たに出...
…とある運送会社で事務職をしている女性から「残業時間の上限はドライバーさんと同じになるの?」という質問を受けました。 大手企業は、すでに2019年4月1日から時間外労働の上限規制は導入されています。でも、中小企業は、まだ...
一般貨物運送事業の巡回指導において、深夜帯(22:00~5:00)で業務する運転手…いわゆる特定業務従事者については、半年に1度、健康診断を受診するよう指導を受けることがあります。 私も当時、巡回指導を受けたときに、特定...
長時間労働している者について、労働安全衛生法(安衛法)では、過労死等の健康リスクを防止するために、事業者に対して、医師による「面接指導」が義務付けられています。 運送会社では、どうしても拘束時間が長時間になりやすいので、...
トラック運送会社に勤めていると休日労働をすることが頻繁になりますよね。 そうすると、 「休日労働の労働時間は時間外労働時間に含まれるものでは?」 「休日労働も時間外労働時間であって同じ時間に含まれるのではないか?」 とい...
運送会社を設立して、一生懸命、取引先を拡充しながら、乗務員数を増やしていると広い駐車場が必要になった。取引相手の都合上、事務所を移転せざるをえなくなった。いい物件が見つかった。 さまざまな理由で事務所を移転することがあり...
せっかく乗務員を雇ってもすぐ辞めてしまう人もいるし、きちんと仕事をしてくれる人かどうかわからない。 だから、採用してもすぐに正社員というわけではなく試用期間を設けておきたい。とりあえず、見極められるまで「パートタイマーか...
今回、当ブログに休日に関する質問コメントが次の通りありました。 (質問内容) 一般的に【休息時間8時間+24時間=32時間】が休日1日として捉えられていると思います。 では、32時間以上の労働になった場合、たとえば、32...
トラック運送会社を経営していると、さまざまな乗務員との出会いがありますよね。 とうぜん、いいこともあれば悪いこともあるのですが、今回は悪いことが起きたときの話です。 …とある運送会社のお話ですが、人手不足に悩んでいたとこ...
たとえば、あなたの会社に遅刻してきた従業員がいたとします。 その遅刻した従業員がその日、そのまま残業した場合、残業手当を支払わなくてはいけないのでしょうか? じっさいに働いた時間が少ないから、遅刻した時間と残業時間を相殺...
平成31年4月から、いよいよ働き方改革法の施行が本格的にスタートしますよね。(大企業・2019年4月1日~、中小企業・2020年4月1日~) 中小企業は、まだ猶予がありますが、いずれ変わることには間違いありません。ただ、...
私たち運送業界では当たり前のように「休息(休息期間)」という言葉を使いますが、インターネットで検索すると、他の業界では使っている「休息期間」なんて言葉、じつはないんですね。 私は、この事実に衝撃を受けました^^; この休...
最近、大きな事故がニュースで流れると、会社が健康診断の受診させていなかった場合、それが報道されることがあります。国も健康診断の未受診については、敏感になっており、労働基準監督署と運輸支局が相互通報するなど、厳しくみている...
厚生労働省が出している「トラック運転者の労働時間等の改善基準のポイント」を見てみると、改善基準告示の特例のなかに「隔日勤務」というものがあります。 タクシーやバスなどでは使用されることがあるかもしれませんが、トラック運送...