やむを得ず連続運転時間が4時間を超えた場合の対応は?
運輸業界では、ドライバーの安全運転を守るために、運転時間のルールがしっかりと定められています。 これは、長時間の運転が疲労を引き起こし、事故のリスクを高めることがあるから…なのですが、現実には、運転中に休憩を取るためのサ...
運輸業界では、ドライバーの安全運転を守るために、運転時間のルールがしっかりと定められています。 これは、長時間の運転が疲労を引き起こし、事故のリスクを高めることがあるから…なのですが、現実には、運転中に休憩を取るためのサ...
運転時間が長くなると、集中力が落ちたり、体が疲れてきたりして、交通事故を起こしやすくなると言われています。 そこで、一般貨物自動車運送事業のルールでは、”連続して運転できる時間を4時間以内”、”運転の中断は1回あたりおお...
運行管理者資格を取得するためには、筆記試験に合格しなければいけませんが、合格率は決して高くはありません。 運行管理者試験の制度が始まった当初は、合格率が約80%以上もありました。ですが、試験の回答方法や採点方法が変わり、...
令和4年4月1日から導入が始まった「遠隔点呼」制度。既に国土交通省のリーフレットや物流業界のニュースで話題になっていますが、「従来のIT点呼と何が違うの?」と疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。 この記事では、...
休息時間は、本来、最低でも8時間以上、乗務員に与えなければいけないということになっていますが、なかには例外が存在します。そのひとつが「分割休息」という特例になります。 ただ、この分割休息。 言葉はよく耳にするけれど、利用...
「配車係」は、請け負った仕事をトラック運転手にうまく振り分ける、運送会社のいわば”司令塔”にあたるポジションにいる存在ですよね。 上手くパスを回したり、コミュニケーションを取らなければ、チームは機能しなくなります。 今回...
「宅配事業者では、運転時間(4時間連続)を意識したことがなかった。」「少なくとも1回につき10分以上(合計30分)休憩等を確保した記憶がない。」 宅配事業者に勤めていた労働者から意見をいただきました。 他の運送会社に勤務...
トラック運送会社は守らなければいけない法律がたくさんあります。 とくに長距離輸送をしていると、事業法や改善基準告示などについてとくに意識せざるを得なくなります。 そのうちのひとつが一運行144時間以内のルールです。 この...
所有車両数に合わせて、運行管理者を選任していると思いますが、運行管理者の業務はたくさんあります。しかも、早朝深夜帯での運行や長距離輸送をしていると、24時間体制で管理しなければいけないので、少数での対応は現実的ではありま...
運行管理者の講習は、全部で3つあります。 その3つの講習は、それぞれ役割があるのですが、もしも受講をしなければいけないときに受講していなければ、行政監査が行われたとき、処分対象になります。 では、どのようなときに国が定め...
一般貨物自動車運送事業を運営する会社は、運転者を雇用した際に、必ず『運転者台帳』を作成しなければなりません。 ただ、いざ作成しようとすると、さまざまな疑問が出てくるかと思います。 実際に、過去、運送会社を立ち上げた事業者...
選任された運行管理者だけでなく、補助者も活用しながら点呼執行をしている運送会社も多いと思います。 運行管理者試験の勉強をしているとき「運行管理者が3分の1以上の点呼執行をしなければいけない」ということを覚えましたが、じっ...
点呼記録簿の法定項目のひとつに「アルコール検知器の使用の有無」があります。 法律改正で義務化になったので、運送会社は、各営業所にアルコールチェッカーを置いて、乗務する前の運転手に点呼のときに使用させているハズです。 けれ...
IT点呼を導入しようとした運送会社からの質問で多いのは、 点呼を他の営業所から執行してもらった場合、点呼執行(運管3分の1以上)の取り扱いはどうなるのか? 運行管理者の業務はIT点呼で行えるが、整備管理者が行う日常点検は...
運行管理者に選任されると、2年に1度、一般講習を受講しなければいけませんよね。 運行管理者の一般講習では、講師の話を聞いたり、ビデオを見なければいけないので、まさに地獄の1日と言ってもいいのですが、意外に寝ている人が少な...
あなたは、トラック運転手が1日に何時間まで運転してもOKなのか知っていますか? 運転者の労働時間などについては、厚生労働省の「改善基準告示」などに書かれているのですが、2日平均や2週間平均等については書かれているものの、...
乗務前点呼と乗務後点呼のいずれも電話点呼になってしまった場合、その運行の途中で中間点呼をしなければいけませんよね。 この中間点呼をするとき、おさえるべき3つのポイントがあります。 それは― 1.中間点呼をしなければいけな...
物流新聞などに「貨物自動車運送事業輸送安全規則の一部改正」に伴い、運転日報に新たに記載しなければいけない項目が増えました。 運転日報は「出発・到着地点、時刻」や「休憩時間・地点」など、記載しなければいけない項目が多く、日...
「基礎講習を受講したことは確かだけど、その修了証を紛失してしまった。」 このように過去に運行管理者 基礎講習を受講していた記憶はある。けれど、その修了証を紛失してしまったという人は多いのではないでしょうか? たしかに、以...
当ブログは、のんびりと更新していますが、その間もたくさんのコメント・質問していただき、本当にありがとうございます。 今回は、別の運送会社に転職を考えている運行管理者の補助者に選任されているmachさんから質問をいただきま...
点呼記録簿については、乗務員の数が多ければ多いほど管理が大変です。 業務の内容も地場・中距離・長距離と人によってバラバラ。 中間点呼の有無で様式も変わるので、地場用の点呼記録簿ファイルと中距離・長距離ファイルを別々に管理...
働き方改革関連法が成立したことに伴い、トラック運転手の拘束時間も影響を受けることになりました。 そのひとつが「トラック運転手の時間外労働の上限規制」なのですが、2024年4月から導入される予定です。 ただ、時間外労働の上...
事業用自動車の運転者は、トラックを運転することが仕事ですよね。 いつも同じ道路状況ならいいのですが、雪や豪雨などの気象の変化や住宅街・山道での運行、突然の歩行者・自転車の飛び出しなど、その時々によって運行の判断に高度な能...
交通事故は安全教育を行うことで激減させている運送会社はたくさんあります。 ですが、完全に何年も「交通事故”0”」を継続することは難しいです。 ただ、交通事故が起きてしまったら、同じ失敗を繰り返さないように「事故記録(事故...